股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ガタカ

2015年12月20日 14時11分30秒 | 映画評論カ行
製作年:1997年
製作国:アメリカ
日本公開:1998年5月2日
監督:アンドリュー・ニコル
出演:イーサン・ホーク,ユマ・サーマン,アラン・アーキン,ジュード・ロウ,ローレン・ディーン

遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり…。
DNA優先の管理未来社会の中で、夢を追い求める青年の苦悩と希望を描いたSF青春映画。ヒロインにユマ・サーマン、ほかジュード・ロウ、アラン・アーキン、アーネスト・ボーグナインなどキャストも豪華。監督はニュージーランド出身の新鋭で『トゥルーマン・ショー』の脚本で注目されたアンドリュー・ニコル。

「おすすめ 映画」と検索すると、よくこの作品が紹介されるので、借りてみました。遺伝子で全てが決まってしまう未来を舞台にしたSF作品。イーサン・ホーク,ユマ・サーマン,アラン・アーキン,ジュード・ロウなどなど豪華が顔ぶれです。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは劣性の遺伝子を持つために夢を諦めかけていた。しかし障害者となった優秀な遺伝子を持つ元エリートに成りすますことで、再び夢に近づこうとするのだが…。何もかもが遺伝子で決まってしまう世界で、必死に道を切り開こうとする主人公の姿がとても印象的でした。しかし人生は遺伝子だけでは決まらないということ。自分自身の努力で何とかしなければ何も変わらないというメッセージが伝わってきました。差別や偏見にも負けずに壁を乗り越えることの大切さを感じました。最後は、優秀な遺伝子を持ちながらも事故で夢を断たれた男と、諦めずに夢を持ち続けた男の対照的な運命が見事に描かれていました。しかし期待していたほどではなかったかな…。淡々とし過ぎている展開と、ちょっと安っぽいセットがマイナス点です。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)

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