股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

アウトレイジ

2010年12月30日 16時21分13秒 | 映画評論ア行

製作年:2010年
製作国:日本
2010年6月12日公開
監督:北野武  
出演:北野武,三浦友和,椎名桔平,加瀬亮,國村隼,杉本哲太,塚本高史,石橋蓮司
<a href="http://office-kitano.co.jp/outrage/main.html">official site</a>

関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織、山王会。幹部たちが集まる総会の場で、池元組組長の池元は本家の加藤から指示を受ける。弱小だが古参のヤクザ村瀬との蜜月を知った本家が、村瀬組を締めるよう求めてきたのだ。だが、村瀬と池元は兄弟の盃を交わした仲。板挟みの池元は、それを傘下の大友組に命じる。いつも池元からやっかい事を押し付けられている組長の大友は命令に従い、準備を整える。ある晩、1人の男が村瀬組のぼったくりバーに引っかかる。巨額の請求を受けた男は、支払いをすると告げ、組員の飯塚をある事務所に案内する。だが、そこに待っていたのは大友組の組員たちだった…。
北野武監督待望の新作は、ヤクザの世界で男たちが繰り広げる、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を描いた本格バイオレンス・アクションだ。自分の欲望を満たすためには、手段を選ばず、兄弟分すら叩き潰す――登場人物すべてが悪人というこの異色のドラマは、これまでのキタノ映画の特徴でもある静謐さをかなぐり捨て、膨大なセリフの量と凄まじい怒号が飛び交う異色作となった。タイトルの意味は“極悪非道”。主演のビートたけしのほか、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮ら北野作品に初めて出演する豪華俳優陣が、最高のキレ演技を見せているのにも注目したい。

ヤクザ映画っつうものは、たぶん初めて観ました。
全員が悪役っていう宣伝文句どおり、結局みんな悪役だったんですね。まぁ悪役が似合わない人が一番悪役だったっていうオチは残念。必要以上に残虐描写が多いですが、話の展開が分かりづらいかなと感じます。親分だってヘボ過ぎじゃないか?組織の抗争っていうのは何とも感情移入しづらいですね。ただヤクザ同士が殺しあうだけっていうんじゃ緊迫感もない。裏社会、そして人間の裏の顔を見れるのが、この作品の見応え部分かと思いますが、世界のキタノの世界観に付いていくのは難しいです。つーかビートたけしは、滑舌悪いし何言ってるか聞こえづらかったな。
続編があるそうだけど、登場人物ほとんど死んじゃったから、続きはどうすんだろ??

この作品の評価・・・・61点


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラスト3デイズ ~すべて彼女... | トップ | シーサイドモーテル »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画評論ア行」カテゴリの最新記事