股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

シャンハイ

2012年03月22日 18時04分38秒 | 映画評論サ行
製作年:2010年
製作国:アメリカ=中国
2011年8月20日公開
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック,コン・リー,チョウ・ユンファ,デイヴィッド・モース,渡辺謙
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1941年、上海。米国諜報員ポール・ソームズは、英仏米日4か国が睨み合うこの街を任務で訪れる。同僚コナーとカジノで落ち合う予定だったが、やがて海軍情報部で彼を待っていたのは、コナーの遺体だった。リチャード・アスター大佐によると、コナーは日本と繋がりのある裏社会のボス、アンソニー・ランティンについて捜査を進めていたという。ソームズは知り合いを頼ってランティンが出席するドイツ領事館のパーティに出席し、日本軍大佐タナカとランティンの妻アンナと出会う。そして明らかになる、コナーの愛人だった日本人女性スミコの存在。さらに目にする新たな事実。
太平洋戦争開戦前夜の上海を舞台に、米国、日本、中国など各国の人々が己の信念をかけて生き抜こうとする物語を、スウェーデン出身のミカエル・ハフストローム監督が描いた。舞台となる1941年の上海は、漢字の看板の下を様々な国の人々が行き交い、ネオンが妖しく輝く、まさに“魔都”と呼ぶのにふさわしい都市だ。その魔都の中で、日本軍人や、米国人スパイ、中国人商人、反日レジスタンスの中国人などが駆け引きを繰り広げている。出演俳優も、米国人のジョン・キューザック、中国人のコン・リー、香港出身のチョウ・ユンファ、日本人の渡辺謙、菊地凛子と幅広い。

太平洋戦争勃発前の日本軍占領下の上海。その上海で起きたアメリカ諜報部員の死の裏に隠された人間模様が描かれている本作。
日中米を代表する豪華なキャスト陣なので期待しましたが…う~ん陰謀だの裏切りだの描いていますが話に引き込まれることはありませんでしたね。壮大なセットもキャストも豪華に仕上がっているのに作品全体を見ると何も伝わってきません。一応この映画は愛を描いているそうですが、誰が誰を愛しているのかが分かりづらい!!愛情?嫉妬?復讐?最後まで見ましたが、登場人物たちの感情が見えづらいんです。歴史に翻弄させた男女の悲劇ってことかな??人間関係が薄っぺらく描かれていました。
映画を観終わった時にはコナーが何故死んだのか覚えていませんでした(笑)タナカとスミコの関係も全然分からん!本当に愛し合ってたの??ってくらい意外でした。スミコを演じた菊地凛子はチョイ役過ぎてて存在感が薄かったです。渡辺謙はやっぱり渋くてカッコイイけどね!

映画の世界観は良かったと思います。金使うなら脚本に使うべきだと思います。


この作品の評価・・・・59点

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