製作年:2021年
製作国:アメリカ
日本公開:2022年2月25日
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー,ガル・ガドット,アーミー・ハマー,エマ・マッキー
エジプトのナイル川をめぐる豪華客船内で、新婚旅行を楽しんでいた大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)が何者かに殺害される。容疑者は、彼女とサイモン(アーミー・ハマー)の結婚を祝いに駆け付けた乗客全員だった。リネットに招かれていた私立探偵ポアロ(ケネス・ブラナー)が捜査を進めていくうちに、それぞれの思惑や愛憎が絡み合う複雑な人間関係が浮き彫りになっていく。
アガサ・クリスティの推理小説「ナイルに死す」を、『オリエント急行殺人事件』に続きケネス・ブラナーが監督・主演を務めて映画化。エジプトのナイル川をめぐるクルーズ船を舞台に、名探偵ポアロが密室殺人の解明に挑む。共演には『ワンダーウーマン』シリーズなどのガル・ガドット、『君の名前で僕を呼んで』などのアーミー・ハマー、ドラマシリーズ「セックス・エデュケーション」などのエマ・マッキーに加え、レティーシャ・ライト、アネット・ベニングらが集結。前作同様リドリー・スコットらが製作に名を連ねる。
エジプトのナイル川をめぐるクルーズ船を舞台にしたミステリー。原作を読んでいないので、どこまで原作通りに実写化されているのか分かりません。エジプトの遺跡群であったり、クルーズ船だったり、映像の綺麗さは見事でした。まぁ少々CG感が強すぎて綺麗すぎるような気もしましたが(笑)いやっ、綺麗すぎると言えばガル・ガドットか!
いつ殺人事件が起きるのかドキドキワクワクしていましたが、なかなか誰も死なない…。というより説明と情報が多めでした。登場人物の多い上に、人物背景の説明がほとんど無いままクルーズの旅が始まってしまったので、誰と誰がどういう関係なんだっけ?と混乱してしまいました。
勘が鋭い人なら、あるシーンで犯人の正体に気付くかもしれません。勘が鈍い僕でも「あれ?もしかして?」と感じたら、まさかの当たってました(笑)犯人があっさり犯行を自供したのも、ちょっと疑問に感じました。確実な証拠も無さそうだったから、全否定すれば逃れられたのでは?後半にいくにつれてテンポは良くなったので、まぁまぁ楽しめました。人間のドロドロした面を観るのはやっぱり面白い。
ポアロの髭の謎を知れたのは良かったです。とりあえずエジプトに行きたくなる映画でした。
アーミー・ハマーは騒動で今後の映画出演も難しくなりそう。本作が最後にならなきゃいいけど…
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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