股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

アライブ -生還者-

2010年05月15日 23時20分02秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2007年
製作国 : フランス
2009年4月11日公開
監督 : ゴンサロ・アリホン
出演 : ロベルト・カネッサ,グスタボ・セルビーノ,アドルフォ・ストラウチ

1972年10月。45名のラグビーチームによってチャーターされたウルグアイ空軍の軍用機が、モンテビデオからチリのサンチアゴに向けて飛び立った。しかし、アンデス山脈付近で乱気流に巻き込まれ、飛行機は墜落。奇跡的に45人中29人が生き残ったが、やがて食料は底をつき、極寒の環境で寒さと飢えと絶望が襲い始める。力尽きた者は次々と倒れ…。生き残った者たちは、国が捜索を打ち切ったことをラジオで知るのだった…。
イーサン・ホーク主演の映画『生きてこそ』の題材となった、“アンデスの聖餐”と呼ばれる飛行機墜落事故。遭難者たちは死者の人肉を食いつなぎ、氷点下の雪山で72日間生き抜いて、ついに脱出に成功した。16人の生還者のインタビューを採録しながら、その証言を基に当時の事故状況を再現(ドラマを随所に挿入)する。極限状態のサバイバルで、その時一体何が起こったのかを具に検証していく。生還者たちと遺族との交流で互いを癒しあう様子は、見る者に「それでも生き残ることの大切さ」を強く訴えかける。生還者と遺族が慰霊のため訪れる、アンデス山中の事故現場に立てられた墓標で祈りを捧げるシーンは感動的だ。

ドキュメンタリー映画って評価が難しいんだよね。飛行機の墜落によって極寒の地に取り残された者たちの2ヶ月にも及ぶ遭難生活を描いている本作。人間の本性というのは怖い
死という恐怖が目の前にきた時、人間はここまでの究極の決断をするものなのか…。自分なら…そうするのかも…実際の映像と再現映像を織り交ぜていますが、実際の映像を見ると緊張感が伝わってきます。もちろんその場の感情は本人たちしか知らないことだし、きっと自分が思ってる以上の恐怖や絶望があったのだろう。この状況で16人も71日間生き残ったことが凄い!!生と死は紙一重なのか
もう少しコンパクトに90分弱でまとめて欲しかったかな…

この作品の評価・・・・74点

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