股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

バービー

2023年08月16日 12時08分33秒 | 映画評論ハ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年8月11日
監督:グレタ・ガーウィグ
出演:マーゴット・ロビー,ライアン・ゴズリング,ウィル・フェレル

映画『バービー』オフィシャルサイト

8月11日(金)公開 映画『バービー』公式サイト。世界中に”バービー旋風”で大ヒット!完璧なバービーランドから人間の世界へ――そこで知った驚きの秘密とは!?

映画『バービー』オフィシャルサイト

 


“バービーランド”はどんな自分にでもなれる、夢のような場所。そこに暮らすバービー(マーゴット・ロビー)は、ある日突然、体に異変を感じる。バービーは原因を追求するべく、ボーイフレンドのケン(ライアン・ゴズリング)と共に人間の世界へとやってくる。そこでバービーは、自分の思い通りにならない経験をする。
世界中で発売されているファッションドール、バービーを映画化したファンタジー。ハッピーな毎日を送ることのできるバービーランドで暮らすバービーとケンが、リアルワールド(人間の世界)に迷い込む。バービーを『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』などのマーゴット・ロビー、ケンを『ラ・ラ・ランド』などのライアン・ゴズリングが演じる。監督は『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などのグレタ・ガーウィグ。

良い意味でも悪い意味でも世界中で話題になっている本作。ラジー賞確実かと思ったらアメリカでは特大ヒット。しかし日本では興行収入ランキング初登場8位という結果に。劇場も空いてましたね。バービー人形で遊んだことがない僕が観た感想を。
バービーの世界と人間の世界。2つの世界を巻き込んだ騒動を描いた本作。マーゴット・ロビー可愛い!お綺麗!ライアン・ゴズリングもケン役を好演してました。歌声も聞けて満足!バービーのピンクな世界も可愛らしかった!まぁポリコレ全開の映画でした。
コメディ全開のストーリーの中にも様々なメッセージが詰まった作品。社会風刺、男尊女卑、男性社会、男女の価値観の違い、固定概念、自分らしさとは何か、普通とは何か。どちらかと言えば、女性に向けた「頑張る女性にエールを!」的なストーリーでした。生きづらい社会、男性が優位な社会、周囲の雰囲気のせいで、我慢してきたバービーが、自分らしさを取り戻す姿はとても素敵でした。ケンも自分の弱さや、欠点に気付いて見つめ直す姿が良かった。男性だから、女性だから、ということじゃなく、自分らしくいられる環境で、自分を輝かせられることの大切さが伝わってきました。
しかし下ネタやアメリカの独特なノリに上手く乗れず…。笑えるシーンが個人的には無かったです。展開は分かりやすいのだけど、なんでもかんでも上手く行き過ぎているし、みんな結局良い人ばかり。最後のオチも…う~んそれで正解なのだろうか。決してつまらなくはなかったけど、観終わった後で何となくスッキリしない気分でした。
スナイダー版「ジャスティスリーグ」を馬鹿にしないで(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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