股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ひみつのなっちゃん。

2023年08月03日 14時27分39秒 | 映画評論ハ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年1月13日
監督:田中和次朗
出演:滝藤賢一,渡部秀,前野朋哉,カンニング竹山,豊本明長,松原智恵子

映画『ひみつのなっちゃん。』オフィシャルサイト

2023年1月13日(金) 新宿ピカデリー他 正月第2弾ロードショー

映画『ひみつのなっちゃん。』オフィシャルサイト

 


ある夏の夜、新宿2丁目で食事処を営む元ドラァグクイーンのなっちゃんが急死した。友人のモリリン、バージン、ズブ子の3人のドラァグクイーンは、なっちゃんが故郷の家族にはゲイであることもドラァグクイーンをしていたことも隠していたと知り、慌ててなっちゃんの自宅アパートに忍び込んで証拠隠滅を図る。そこでなっちゃんの母・恵子と鉢合わせした3人はどうにかその場を誤魔化すが、恵子から葬儀に参列するよう誘われ、なっちゃんの故郷である岐阜県郡上市を目指すことになる。
友人の死をきっかけに集まった3人のドラァグクイーンが織りなす珍道中を描いたヒューマンコメディ。滝藤賢一が映画初主演を務め、渡部秀、前野朋哉とともに3人のドラァグクイーンを演じる。なっちゃんの母・恵子役に松原智恵子。

友人の葬儀に出るために、ドラァグクイーン3人が車で旅に出るロードムービー。ドラァグクイーン姿の滝藤さん綺麗だわぁって純粋に思ってしまった。
大切な友人のために、母親にゲイであることがバレないように証拠隠滅をしたり、主人公3人自身もゲイだとバレないように自己紹介をするシーンなど、思わず笑ってしまうような場面も。どんなに仲良しの関係でも、人間関係や過去までは知らないって人も少なくない。モリリン、バージン、ズブ子のように、笑って喧嘩して泣いて旅が出来るような関係って素敵!そして、そんな3人となっちゃんの関係性がまた良い。人と人との繋がりや、優しさを感じられる映画でした。
郡上八幡までの道中、様々な出来事が起きるのですが、そのシーン必要?何でそうなる?と思うことが多々あったのが引っかかりました。ドラァグクイーンの3人に対して、最初からみんな温かく迎え入れてくれるところも不思議。途中途中のエピソードがあっさりしていたので、もう少し大きなハプニングがあればさらに良くなったと思います。
3人が衣装フル装備で一緒に踊るダンスシーンを期待していましたが、滝藤さん演じるバージンが最後までダンスシーンがなかったのは残念。衣装持ってきたのに踊らんのかい!
郡上八幡、いつか行ってみたい。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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