股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

キングスマン:ファースト・エージェント

2021年12月29日 21時05分51秒 | 映画評論カ行

製作年:2021年
製作国:イギリス / アメリカ
日本公開:2021年12月24日
監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズ,ハリス・ディキンソン,ジャイモン・フンスー
キングスマン:ファースト・エージェント 公式サイト

イギリス、ドイツ、ロシアといった大国間の陰謀が渦を巻き、第1次世界大戦勃発の危機が迫ろうとしていた。そんな中、コンラッド(ハリス・ディキンソン)は父親のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)に連れられ、高級紳士服テーラーを表向きの顔にしたスパイ組織キングスマンの一員として迎えられる。世界に迫る危機を回避しようと動き出す二人だが、その前に怪僧ラスプーチン(リス・エヴァンス)が立ちはだかる。
『キングスマン』シリーズの第3弾。第1次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、スパイ組織キングスマンの誕生秘話と、彼らが巨大な陰謀に立ち向かう姿が描かれる。前2作に引き続きメガホンを取るのはマシュー・ヴォーン。『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』などのレイフ・ファインズ、『マレフィセント2』などのハリス・ディキンソンのほか、リス・エヴァンスらが出演する。

今年の映画館での鑑賞もこれで見納め。人気シリーズ『キングスマン』の第3弾。本作はキングスマンの誕生秘話と、世界大戦を企む敵との壮絶な戦いを描いています。相変わらずの迫力ある映像!そして歴史上の実在した人物も登場するので、楽しめました。ラスプーチンってこんなに気持ち悪いキャラで正解なの?(笑)
しかし、前2作のようなスタイリッシュでスピード感のある展開ではなく、今回は戦場シーンを見せたり、大切な人との別れを描いていて、“戦争”“親子の絆”など今までになかった要素が盛り込まれていてシリアスな映画に仕上がっていて新鮮でした。戦場シーンは「1917 命をかけた伝令」を思い出した。あんなに弾当たらないものか??内容的には「キングスマン」なのに“コレジャナイ感”はあるものの、“これはこれでアリ感”も感じるから不思議。アクション満載も良いけど、政府や組織とのやり取りによって戦争を未然に防ごうとするキングスマンもカッコいい。キングスマン誕生の裏に、こんな壮絶な出来事があったとは驚きでした。前半の話が長すぎたような印象があったり、ラスボスがラスボス感が無かったのが残念。ラスプーチンがラスボスの方が良かったかもしれない。
最後は「まさかのヤギが勝ち!?」「続編はあの人が登場!?」と色々と驚かされました。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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