股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミッドウェイ

2021年02月13日 17時41分01秒 | 映画評論マ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年9月11日
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:エド・スクライン,パトリック・ウィルソン,ルーク・エヴァンス,豊川悦司
映画『ミッドウェイ』公式サイト

山本五十六(豊川悦司)、山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)率いる日本軍の艦隊が真珠湾を攻撃する。戦艦エンタープライズの艦長ハルゼー(デニス・クエイド)は、パイロットのディック(エド・スクライン)と彼の隊に日本軍艦隊の追跡を命じた。アメリカ軍のニミッツ最高司令官(ウディ・ハレルソン)とレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)は、次の戦闘に備えるため日本軍の戦略を分析し、やがてミッドウェイで両軍が激突する。
太平洋戦争を題材にした戦争ドラマ。真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦に至るまでを、日米の軍人たちを通して描く。監督は『インデペンデンス・デイ』シリーズなどのローランド・エメリッヒ。『トランスポーター イグニション』などのエド・スクライン、『死霊館』シリーズなどのパトリック・ウィルソン、『ゾンビランド』シリーズなどのウディ・ハレルソン、『僕のワンダフル』シリーズなどのデニス・クエイドに加え、日本からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが出演する。

太平洋戦争を舞台にした日本とアメリカの攻防戦を描いた戦争ドラマ。歴史にあまり詳しくない僕ですが、予備知識が無くてもほぼ大丈夫でした。物語は日本軍が真珠湾へ奇襲攻撃から始まります。巨匠ローランド・エメリッヒ監督が描く真珠湾攻撃のシーンやミッドウェイ海戦のシーンはCGバレバレの場面はあるものの、戦闘機で急降下するシーンなど、全体的には迫力があって楽しめました。アメリカの視点から描かれていることに日本人の僕が見るのはどうなのかと思っていましたが、日本側の戦略であったり、自国を守ろうとする男たちの想いも感じられて良かったです。戦争シーンばかりでなく、アメリカ兵とその家族にもスポットを当てていて、大切な人の残して戦地へ向かう男たちの姿がとても印象的でした。アメリカ人が日本をそんなに恐れていたことも意外でした。知らないことも多々あってとても勉強になりました。戦いの結末を知っていながらも、刻一刻と変わっていく情勢にドキドキしてしまいました。史実を描いているのでエンタメ性は低いかもしれません。日本側の特攻隊の若者たちなども細かく描いてくれていたら、もっと感情移入できたかなと思います。アメリカ側のパイロットがたくさん登場するので顔の区別がつかなくて途中でちょっと混乱しました(笑)
どうしても日本が悪者のような扱いで描かれていたり、日本が負けたという事実を描いていることに不快感を感じる人もいるかもしれませんが、戦争の悲惨さ、そしてアメリカと日本、この戦いでどちらの国でも多くのかけがえのない命が失われた歴史を知ると同時に、二度と戦争などしてはならないと改めて感じました。観て良かった映画でした。気になったのはミッドウェイで映画撮影しようとした監督さん。あの人は何者??

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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