股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ラストレター

2020年08月26日 16時37分10秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2020年1月17日
監督:岩井俊二
出演:松たか子,広瀬すず,庵野秀明,森七菜,豊川悦司,神木隆之介,福山雅治
映画『ラストレター』公式サイト

夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉の未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。
岩井俊二監督が体験した出来事を基にした物語で、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが共演するラブストーリー。初恋の人と再会したヒロイン、ヒロインを彼女の姉と誤解した小説家、母に送られる小説家からの手紙に返信を書く娘の、心の再生と成長が描かれる。岩井監督の出身地である宮城県で撮影が行われ、音楽を『スワロウテイル』などで岩井と組んだ小林武史が担当する。

初恋の人と再会したヒロインの女性、ヒロインを彼女の姉と勘違いした小説家、母に成りすまして小説家からの手紙に返信する娘。それぞれの想いと成長を描いた岩井俊二監督作品。岩井監督らしさを感じる淡々とした展開の中にも人と人との繋がりを感じられる映画でした。姿かたちは無くても、誰かがその人のことを想い続ければ、死んだ人も生きていることになる…。一途に大切な人を想い続けるって大切だし、人と人ってどこかで繋がっていて素敵なことだなと思いました。ストーリー的には淡々とし過ぎていて少々物足りなさも感じましたし、こんなに都合よく話が進むのかなと不思議に感じました。まぁでも、このSNS時代に手紙で気持ちを伝えるって気持ちがストレートに伝わって良いですね。幸せな気持ちだったり悲しい気持ちだったり、共感できる部分も多かったです。初恋って何年経っても忘れられないものなんだなぁ。仙台・白石の美しい街並みや風景も素敵でした。広瀬すずと森七菜の透明感がすごい(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする