股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

2020年08月25日 15時47分48秒 | 映画評論ハ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年8月21日
監督:オリヴィア・ワイルド
出演:ケイトリン・デヴァー,ビーニー・フェルドスタイン,ジェシカ・ウィリアムズ
映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』公式サイト

親友同士で成績優秀な女子高生エイミー(ケイトリン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)は、卒業式前日、遊び放題だったクラスメートがレベルの高い進路を決めていることを知って衝撃を受ける。二人は勉強一筋で青春を犠牲にしてきたことを後悔し、残り少ない学園生活を謳歌(おうか)すべく卒業パーティーに繰り出すことを決意。そんな二人の波乱の一夜が幕を開ける。
優等生の女子高生二人が、学園生活最後の一夜に大冒険を繰り広げる青春コメディー。『トロン:レガシー』などの女優オリヴィア・ワイルドが長編初監督を果たし、『俺たち』シリーズなどのウィル・フェレルとアダム・マッケイが製作総指揮を務める。主人公の女子高生コンビを、『ショート・ターム』などのケイトリン・デヴァーと俳優ジョナ・ヒルの妹で『レディ・バード』などのビーニー・フェルドスタインが演じ、ビーニーは本作で第77回ゴールデン・グローブ賞の女優賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされた。

勉強だけしてきた真面目な女子2人が学園生活最後の一夜に大冒険を繰り広げるドタバタなコメディ。良い大学に入ることだけを考えて高校生活を送っていたモリー。イェール大学に進学が決まったことを遊びまくってる同級生に自慢すると…私もイェール大学に行くわよ。俺はスタンフォード。俺はGoogleに就職。ショックでパニックになるモリーはエイミーを誘って残り僅かの学校生活を謳歌しようと羽目を外して卒業パーティに繰り出すのです。純粋で女子の下ネタ全開で友達想いのエイミーとモリーがとてもキュート!やることがもう馬鹿すぎて面白い!真面目な生徒から見ると、遊んでいて友達もたくさんいる人たちって「遊びすぎでしょー」って思う一方で「なんだか羨ましい…」って思う気持ち…なんとなく分かる。一度しかない高校生活だからこそ、悔いがないようにしたい。エイミーとモリーが一生懸命にパリピな生徒たちの輪に入ろうとする姿が健気で可愛かったです。2人が互いの長所と短所を分かっているからこそ、時には優しく時には厳しく接すること。こんななんでも話せる親友がいるってことだけで素敵じゃないか!レズビアンのエイミーに対して、偏見もなく言いたい事言えるモリーの優しさって最高じゃん!勝手な先入観や偏見だけじゃ相手のことなんて分からない。この映画では様々なタイプの人間が登場しますが、皆それぞれに優しい部分があったり魅力的な人たちばかりでした。見た目やセクシャリティーじゃなくて、その人自身を知るってことが大事なのだと改めて思いました。そして居場所なんて人それぞれ違うのだから、自分に嘘をついてまでその場所にいる必要もないのだと。くだらなくて笑えるシーンが多いのですが、後半は熱い友情、絆に心が温まりました。
卒業後それぞれに道に進むエイミーとモリー。笑って笑ってちょっと切なくてちょっとジーンとくる素敵な青春映画でした。パンダのぬいぐるみ、最高です(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
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