股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ビッグ・アイズ

2015年08月14日 12時49分45秒 | 映画評論ハ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年1月23日
監督:ティム・バートン
出演:エイミー・アダムス,クリストフ・ヴァルツ,ダニー・ヒューストン,ジェイソン・シュワルツマン
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1950年代から1960年代にかけて、哀愁漂う大きな目の子供を描いた絵画「BIG EYES」シリーズが世界中で人気を博す。作者のウォルター・キーンは一躍アート界で有名人になるものの、何と実際に制作していたのは内気な性格の妻マーガレットだった。自身の感情を唯一表現できるBIG EYESを守るため、マーガレットは自分が描いたという事実の公表を考え…。
世界中でブームとなった絵画シリーズをめぐり、実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン夫妻が引き起こした事件の行方を描く伝記作品。妻が描いた絵を夫が自分名義で販売し名声を手にしていたことから、アート界を揺るがす大スキャンダルへと発展していく。監督は、自身もBIG EYESシリーズのファンであるティム・バートン。マーガレットに『アメリカン・ハッスル』などのエイミー・アダムス、夫ウォルターをオスカー俳優クリストフ・ヴァルツが演じる。

少し前にゴーストライターが世間で話題になりましたが、絵画の世界でも起きる出来事なんですね。実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン夫妻が引き起こした事件の行方を描く伝記作品。ティム・バートンらしさは良い意味で無かった作品でした。マーガレットを演じたエイミー・アダムスの繊細な演技も良かったが、ウォルター・キーン役のクリストフ・ヴァルツの憎めない演技がとても良かったです♪マーガレットにも弱さはあったし、ウォルターにも弱さはあった。ウォルターの天才的な営業力があったからこそマーガレットは売れることが出来た。ウォルターも鍵穴にマッチ棒をポイポイ投げるシーンや、法廷での1人芝居もウォルターの人間的な小ささを見事に表現されていました。でもウォルターをどうしても悪い人間とは思えない…。最初は純粋にマーガレットの事を想っていたと思う。もう少し2人の幼少期からの生い立ちも観たかったかなと思います。
予告編を観て、大きな目の絵が気持ち悪いなと思ってましたが、観ていくうちに1枚くらい欲しくなりました(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
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