股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

最後まで行く

2015年08月26日 01時48分28秒 | 映画評論サ行
製作年:2014年
製作国:韓国
日本公開:2015年5月17日
監督:キム・ソンフン
出演:イ・ソンギュン,チョ・ジヌン,シン・ジョングン,チョン・マンシク,シン・ドンミ
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突然監査が入ることになり、殺人課に所属する刑事ゴンスは、横領の事実を隠ぺいしようと母親の葬儀をそっと抜け出す。彼は車で警察署に急行するものの、その途中で通り掛かりの人をひいてしまう。結果ひき逃げの隠ぺいまですることになったゴンスは死体を母親の棺おけに隠し、共に埋葬することで事なきを得るが…。
『ヘウォンの恋愛日記』などのイ・ソンギュンを主演に迎え、『群盗』などのチョ・ジヌンら共演で放つ骨太のサスペンスアクション。監査におびえる刑事が、自ら起こしたひき逃げ事件をきっかけにじわじわと追い詰められていくさまが描かれる。『ザ・ファイブ -選ばれた復讐者-』などのシン・ジョングンや『傷だらけのふたり』などのチョン・マンシクらも出演。さまざまな思惑が交錯する、スリル満点の展開にテンションが上がる。

韓国では劇場公開初登場から5週連続1位となった本作。ひき逃げ事件を起こし、遺体を隠した刑事が、謎の人物に追われるサスペンスアクション。一難去ってまた一難。韓国映画らしい見応えたっぷりの作品でした。ホントに“最後まで観る!”作品です(笑)グロさは控えめながら、次に何が起こるのか分からない怖さがジワジワとくる。あまりの緊張感に終始ドキドキしっぱなしでした。自分の母親の棺桶に遺体を隠そうという発想も凄いですし、伏線が張り巡らされた展開は韓国映画の底力を感じさせられます。最後のオチは賛否両論あるかもしれませんが、ああいう終わり方もありかもしれない。タイトルの「最後まで行く」の意味が観終わったあとにやっと理解できた気がします。一度狂いだした歯車は止まらない…最後まで突き進むしかない…

この作品の評価・・・・★★★★★★★★☆☆(満点は★10)
コメント
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