股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミルカ

2015年08月31日 15時26分22秒 | 映画評論マ行
製作年:2013年
製作国:インド
日本公開:2015年1月30日
監督:ラケーシュ・オームプラカーシュ・メーラ
出演:ファルハーン・アクタル,ソーナム・カプール,ディヴィヤ・ダッタ,アート・マリク
official site

1960年のローマオリンピックで、インド人選手ミルカ・シンには400メートル走でのメダル獲得の大きな期待が掛かっていた。だが、彼はあろうことかゴールを目前にして後ろを振り返ってしまったことで、4位という結果に終わる。その後、パキスタンとのスポーツ大会が催されることになり、ミルカは団長に選ばれるものの、辞退すると言ってきかなかった。
ボリウッド映画界において著名なファルハーン・アクタルが体脂肪率を5パーセントにまで落とし、実在のインド人ランナーのミルカ・シンを熱演する人間ドラマ。空飛ぶシク教徒と称賛されたランナーの栄光の陰に潜む、国家間の紛争に翻弄(ほんろう)された男の知られざる半生を描き切る。『スタンリーのお弁当箱』などのディヴィヤ・ダッタらインドの実力派俳優が共演。本国インドでヒットを記録した本作で、一人のアスリートの生きざまに目がくぎ付けになる。

たまに観るのがインド映画。ミルカ・シン選手の事は全く知りませんでしたが、インドの英雄だった人物みたいです。主役のファルハーン・アクタルはこの役のために体脂肪を5%にしたというから凄い!冒頭のシーンは1960年のローマ・オリンピックで優勝すると期待されながらも4位になる場面から始まります。なぜ彼が競技中に後ろを振り返ってしまったのか…。その理由が物語が進むにつれて明らかになっていきます。輝かしい記録を持つミルカの過去は、国家間の紛争に巻き込まれ家族を失った悲しみがあった。パキスタンで開かれるインド・パキスタン親善大会への出場を拒否するミルカ。しかし彼の出した決断は前に進むこと。トラウマを抱えながらも、家族のため恋人のため友達のために走り続けるミルカに勇気をもらいました。ただのスポ根映画とは違います。インドとパキスタンの歴史を知ることもできる真面目な映画。でもちょっと上映時間が長すぎた…。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする