股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

サイド・エフェクト

2014年03月26日 00時55分37秒 | 映画評論サ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年9月6日
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジュード・ロウ,ルーニー・マーラ,キャサリン・ゼタ・ジョーンズ,チャニング・テイタム
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金融マンであった夫マーティンが違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリーは、交通事故や自殺未遂を引き起こすように。診察にあたる精神科医バンクスは、かつて彼女を診ていたシーバート博士に相談。エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き…。
『トラフィック』などのスティーヴン・ソダーバーグ監督が放つサスペンス。新薬の副作用によって夢遊病となり、夫を殺害してしまった女性と、その悲劇の裏側に隠された真実を、彼女の治療にあたった精神科医が暴こうと奔走するさまを活写。精神科医にジュード・ロウ、事件を引き起こす謎めいたヒロインに『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、そしてキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、チャニング・テイタムが結集した。アルフレッド・ヒッチコック監督作品のテイストを感じられる演出にも目を見張る。

夫を殺してしまった精神患者の女性と、その裏側に隠された真実を精神科医が暴こうとするサスペンス映画。豪華な俳優陣が出演しているので飽きません。病や薬などは副作用があるのではと思いましたが、観ていくうちに薬に関係なく人間誰もが何かの副作用に惑わされて理性を失ってしまうものなのかと思いました。人間の怖さを知るにはとても良い作品かと思います。なにより主演のルーニー・マーラの演技が見事。ただ、もう少しまとまりが欲しかったし、訴えかける何かがあれば。新薬の秘密だったり、もっと恐ろしい陰謀が隠されているのかと想ったら普通に男女の話だった。犯人も最初から分かるし、もっとサスペンス要素が強ければ良かったです。

この作品の評価・・・・66点
コメント
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