股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

31年目の夫婦げんか

2014年03月16日 17時40分57秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年7月26日
監督:デヴィッド・フランケル
出演:メリル・ストリープ,トミー・リー・ジョーンズ,スティーヴ・カレル
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変わり映えのない毎日を送る結婚31年目の夫婦、ケイとアーノルド。これまでの夫婦の生活を改めたいと考えていたケイは、フェルド医師のカップル集中カウンセリングを知り、夫に知らせずに予約を入れる。セラピー参加に反対していた夫を連れ、二人はメーン州のフェルドのもとを訪れた。そして、カウンセリングがスタートしたものの…。
結婚31年目に夫婦の絆を取り戻そうと奮闘する夫婦を、オスカー受賞のメリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが演じるヒューマンドラマ。カップルセラピーに振り回されながらも、結婚生活を振り返り、未来のための答えを見つけ出すまでの夫婦の姿を描く。『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケルがメガホンを取り、夫婦に性生活などを指南するセラピスト役で、『40歳の童貞男』などのスティーヴ・カレルが共演。夫婦だからこその迷いを見事に演じる名優の演技に引き込まれる。

大物俳優2人が共演したヒューマンドラマ。31年間も連れ添った夫婦のケンカなのだから、どんな理由なのかと楽しみにしていました。観てみると予想以上に深刻な内容。笑っていいのか笑っちゃいけないのか、ちょっと迷ってしまう。まぁ夫婦の夜の営みの話です。高齢になるとセックスの回数が減っていくのは仕方がないことなのかと自分は思いますが…。しかしカウンセラーのフェルドの忠告を聞きいれて2人はセックスに勤しみます。料金1週間4000ドルかぁ…高い!奥様もそんなに積極的に「したい!したい!」言っても、旦那だって心の準備ってものがあるでしょと、思ってしまった。セックスすることが大切なのではなくて、もっと夫婦の愛を確かめる別の方法は幾らでもあると思う。しかしこの映画で描かれているのは“セックス推進運動”ばかり。なら、もっとコメディタッチで描いて欲しかった。メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが演じなければ不快に感じるかも。熟年夫婦も色々あるんだと思う作品でした。ケイとアーノルドのように、上手くいく夫婦が何組いるものか?

この作品の評価・・・・63点
コメント
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