股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

フローズン・グラウンド

2014年03月08日 00時29分33秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年10月5日
監督:スコット・ウォーカー
出演:ニコラス・ケイジ,ジョン・キューザック,ヴァネッサ・アン・ハジェンズ
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1983年冬のアラスカ、モーテルの一室で拘束され半狂乱になっている娼婦が保護された。彼女はボブ・ハンセンという男に危うく殺害されそうになったと主張するが、模範的市民のボブを警察は疑おうともしない。同じ頃、身元がわからない少女の惨殺体が発見され、事件の担当となった巡査部長ジャック・ハルコムは、ハンセンが一連の事件の犯人ではないかと疑うが…。
1980年代にアメリカで起こり、人々に衝撃を与えた実際の連続猟奇殺人事件を映画化。12年間に24人以上の女性を誘拐し監禁、さらに暴行を加えアラスカの荒野に放って人間狩りを繰り返した犯人をジョン・キューザック、犯人の逮捕に躍起になる警官をニコラス・ケイジが熱演する。唯一犯人の魔の手から逃れた被害者に『スプリング・ブレイカーズ』などのヴァネッサ・アン・ハジェンズ。本作で長編デビューを果たすスコット・ウォーカー監督が事件の関係者や被害者にリサーチを敢行し、迫真のドラマを撮り上げた。

1980年代にアメリカのアラスカ州で実際に起きた連続猟奇殺人を基にした作品。唯一、犯人から逃れた女性の証言を基にして作られているそうです。ニコラス・ケイジとジョン・キューザックの心理戦が面白いのだが、ちょっと地味に作り過ぎている感じがする。その理由はハンセンをメインで描いているのではなく、被害者のシンディをメインに描いているからだと思う。犯人をメインに描けばミステリーサスペンスとして面白いと思うのだが、被害者目線ではどうもドキドキしない。見ているとシンディはジャックを足を引っ張り過ぎているように思える。シンディは何をしたいのか?自分から危険な目に合いに行ってるように思えて仕方ない(笑)警察のマヌケっぷりも浮き彫りになってる。題材としては興味を引く作品でした。一見普通に良い人そうな奴が連続殺人鬼だったりするのか…な!?
ジョン・キューザックは「ペーパーボーイ 真夏の引力」の方が発狂っぷりが好きだな。エンド・クレジットで被害者たちの写真と名前が出すのは良いのか悪いのか…

この作品の評価・・・・62点
コメント
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