股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

デビル

2011年10月15日 00時19分22秒 | 映画評論タ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ
2011年7月16日公開
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:クリス・メッシーナ,ローガン・マーシャルル=グリーン,ジェフリー・エアンド
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高層オフィスビルで一人の男が墜落死した。現場に急行したフィラデルフィア市警殺人課のボーデン刑事は、ロザリオを握りしめた死体に不自然な思いを抱きつつも、状況から自殺と断定する。その頃、エレベーターの一基が突然停止し5人が閉じ込められた。状況に気が付いた警備室の警備員は整備担当のドワイトに故障したエレベーターの確認に向かわせる。エレベーターの中で5人はパニックになりながらもなんとか冷静さを保とうとしていたが、突然照明が消えて再点灯したとき、若い女の背中が切られて出血。5人は誰が犯人かお互いを疑う。
エレベーターにたまたま乗り合わせた5人の男女に起こる超常現象。脱出のすべがない中、1人、また1人と命を落としていく…。M・ナイト・シャマランが原案を提供、製作を担当し若手監督がメガホンをとるプロジェクト“ザ・ナイト・クロニクルズ”の第1弾。監視モニターにフラッシュバックのように現れ不安感を煽り、恐怖の妄想を掻き立てる効果的な映像、オープニングの空撮による視覚効果など、至るところに卓抜した映像センスが見て取れる意欲作だ。

個人的に一番嫌いな監督であるM・ナイト・シャマラン監督。毎回よく理解出来ない作品を出し続けてくれる。今回も駄作になるのだろうと思っていましたが、今回は駄作ってほどじゃなく、どちらかと言えば良かったです。監督がシャマランじゃなくて別の監督だから?若手育成のためのプロジェクト企画だそうですが、良いと思いますこういうの
結局“デビル”の存在がハッキリ分かりませんでしたが、エレベーターという密室の中で起きる殺人という恐怖と、目に見えない暗闇によってこの映画の怖さがさらに増していく。暗闇になり、次の瞬間何が起きるのか?観ているこっちもハラハラさせられました。死んだ婆さんがヌぅ~っと起き上がるシーンはかなりビビった最後の終わり方はM・ナイト・シャマランらしい謎を残したままの終わり方でした。悪魔は誰の心の中にもいて、いつどこにでも現れる。犯した罪を告白することで神は赦すのだとしたら、どんな人も神に赦され愛される存在だと信じたい。罪を認めることで人は救われる…。

宗教チックな作品ではあり、もう一つ物足りなさも感じつつも、ストレートなメッセージも伝わってくる作品でした。次回のプロジェクトも期待しています♪

運命というのは偶然や必然と言われるが、これが悪魔によって選ばれた運命だとしたら…恐ろしいですね。悪い事したら罰が当たりそうだ(笑)

この作品の評価・・・・74点
コメント
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