股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ

2007年04月25日 01時25分09秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年1月6日公開
監督 : グレゴリー・ダーク
出演 : ケイン,クリスティーナ・ヴィダル,マイケル・J・ペーガン
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舞台は老朽化が著しい、閉鎖されたホテル。減刑と引き換えに修繕の労働奉仕をすることになったティーンの犯罪者8人が、そこで週末を過ごすことに。彼らと二人の監察官、ホテルの女主人以外に、そこには誰もいないはずだった。しかしそこには何者かが潜んでいた!チェーン付の肉カギを振り回す巨体の殺人鬼、その名はジェイコブ。“目”に異常なほどに執着するこの不気味な男によって、若者たちは視覚を失い、命を落とす。そしてこの空間から脱出するため、生き残った若者たちは、ジェイコブとの対決に挑む。はたして彼らはシャバの空気を吸い込むことができるのか?
この常識外れのサバイバル・ゲームを仕掛けたのは、全米スポーツ・エンターテイメントの頂点というべきプロレス団体のWWE。映画顔負けのシナリオと本気度満点のファイトとでファンを熱狂させ、“アダルト・ディズニー”の異名をとる彼らが映画製作に本腰を入れているのは、まさしく必然。これまでヒット作を生んできたWWEが新たに主演に指名したのは、やはりリングのスーパースター、グレン・ジェイコブズ。またの名を“ケイン”。野獣のように狂暴なファイトを演じてきた彼にとって殺人鬼ジェイコブ役は、これ以上ないというほどのはまり役。圧倒的な重量感とスピード感で、ホラー映画の常識を覆す『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ』。この衝撃にあなたは耐えられるだろうか!?
どう見てもあの殺人鬼がプロレスラーの小川直也にしか見えなかったのは自分だけでしょうか?(笑)まぁそんな事は置いといて…本作はよくあるスプラッタ・ホラー映画です。って言ってもB級とは言えず、観客をビクつかせるような演出は無く、とにかく大男に追われる恐怖を追求した作品だったと思います。でもホラー映画ならではのハラハラ感が無かったのでそこら辺は物足りない結果になってた気がします…人がどんどん死んでいくけどどれもあっさり死んでいくし、”ハエが飛んだら殺される”みたいな流れは“サイレンが鳴ったら逃げろ”を思い出してしまい、心の中で“逃げて~逃げて~”と思いました(笑)

この作品の評価・・・・65点
コメント
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