日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

連休でゆっくりできましたか……?

2013年05月05日 | Weblog


 5月も始まりました。
 今年の連休は例年になくお天気にめぐまれていますね。これは、とても気持ちもよく休みをむかえられる条件でしょう。

 今年の連休はどうでしたか……?
 故郷に帰った人にとっては恒例の年中行事でも肉親の笑顔をみて楽しい思い出ができたのではないでしょうか。

 私のは方は、連休はこれまでできなかったことを少しずつやっていました。
 とくに、身近な身辺の片付けとして「本の整理」をやっていました。けっこう沢山の本を捨てることになりました。悲しい……ね。
 まあ、本なんて読まなくても人の生死には関係ありません。でも、私にとっては何か「もったいない」ように思えます。なぜかというと、ふれずに通ってしまえばそれまでです。一生出会わなければ、それはそれでなんともありません。私にとっては、読書は新しい友達に会うような気がします。

 例えば古といわれる本。
 うまく出会えれば、それは古い昔の友人にあったような気持ちにもなります。その時代、そこにいた人間が何を思い、何を悩んで生きていたのか……という会話のような気がします。そこで、主人公が活躍したことを書いていれば、共感する部分もあったりすればなおさら素晴らしい出会いができたと思えるのです。 
 等など……。整理した本の残骸をみて「言い分け」をいっても始まりませんか……

 さて、今週は連休の真っ只中でした。
 そのなかでも気になる日がありました。5月3日の「憲法記念日」でした。
 昨年の衆議院議員選挙で多数派になった自民党が、今年は巻き返しになっています。その代表が安倍首相が提起した「憲法改正」というテーマです。
 憲法は「憲法9条:戦争放棄」を中心に改正の動きはありましたが、野党との調整がうまくいかず、ながい間、現状の憲法を見守ってきました。
 しかし、今回は憲法9条が本丸なら、憲法96条という城の石垣から崩そうという動きが強行になってきました。

 ちなみに、憲法96条は憲法を改正する場合に必要な条項で、改正するためには衆院、参院の3分の2以上の賛成が必要という条項です。
 これを自民党案では両方とも2分の1にしようという動きです。昨年の衆院選での自民党の勝利、さらには今年予定されている参院選で自民党は過半数をもくろんでいることは明らかなことではないかと思います。それを、計算にいれての改正なのでしょう。さらに、野党(?)の民主党がいまのところバラバラな状態ということも拍車をかける理由になっているようです。



 写真に撮っていていつも思うこと……あります。
 どれだけ、被写体に近づけるかということです。
 特殊な戦場にいるわけでもないので、お祭りなんかはいつのまにか一緒に混じって追いかけています。そこで、みんなが楽しそうにしているのを見ていると写真どころじゃなくて、ずーとこの雰囲気のなかにしたっていたいなあ……と思います。人間のいやな部分を撮ってみようなどと思ったことはないのですが、祭りの日はいやな部分が忘れられて、みんな生き生きと、はしゃいで楽しそうの時間があります。

 気がつけば嫌味な部分も楽しい部分も全部、人間の形なのではないと思います。それを、どう撮るか……。やっぱり近づかないとわからないことなのでしょう。なぐられそうになることもありだろうし、一緒に飲もうよという雰囲気の被写体もありだろうし、どれも人間の姿なんでしょう。それでも、一枚、シャッターを切りたくなるのはそれなりの理由があるらでしょう。
 私はプロではありませんので、そこまで突っ込んで撮るスピリットはありません。それでいいと思います。自分のいやな部分をわすれるために、人間の素晴らしさを、面白さを写真にとっては楽しむ……。
 これでいいと思います。とはいえ、本当に撮りたければ近づいて撮らないといけないと思います。

 今回は休みがあったので、市内の祭りを追いかけてみました。
 みんな祭りは一年い一度の晴れ(非日常)の舞台。しばし日々の労働を忘れ、いきいきしていて、こちらまで元気になりますわ!!。




 今年の連休は二回も山歩きにいける機会をもちました。
 一度目は一人で(前回)。今回は職場の人と一緒にいけることができました。なんとも、幸福な日々でもありました(大げさかね)。
 とは、言っても両方とも同じ高尾の山歩きでしたが……。
 ただ、集合時間がちがいだけでしたが。

 それでも、時間がちがうだけで景色も、登山者の賑わいもちがってしまうものですね。
 今回は出発が大変遅くて、これまでの裏高尾縦走でいちばん遅かったのではないかと思います。登山口の陣場高原下についたのは10時30分ごろでした。それから頂上の陣場高原には12時前……。ここで、もうひとふんばりして景信山うでお昼にする予定でいたのですが、休憩して、今から出発していたらきっと遅くなってしまうだろうと考え急遽、陣場高原でお昼をとることにしました。

 お昼の後は全員疲れて……昼寝をしてしまっていました。およそ1時間半。
 それもそのはず、風はそよ風、こんなシチェーションの場所に陣取ってしまえば、もう眠気にさそわれて自然にまかせるだけです。ゴロゴロと寝転ぶやいなや、グー、グーといびきが始まり静かで、平和な時間が過ぎていきました。人の声が少しずつ大きく聞こえて、起きてみたら午後2時半を過ぎてしまっていました。

 全員あわてて、景信山へと急ぎました……。
 景信山についたのは4時。売店も店じまい。登山者もまばら…、昼時のあの騒がしさとは変わって、静かな場所になっていました。
 この時間はさすがに登ってくる人より、これから下山する人の方が多いようです。そのために、頂上では数人の人しかいませんでした。
 これはいい、と感心した次第。



 さらに小仏にむかいついたのは5時。ここから小仏バス停留所までおりたのです。どうにか、5時40分ごろのバスには間に合い無事帰途につくことができました。こんなことは久しぶりでした。
 いつもであれば午後2時ごろにはとっくについている場所であるはずの小仏でした。今回ばかりは、初夏気持ちのいい風と、陣場高原頂上でのお昼の満腹感で昼ねが後々、尾をひいてこの結果となったようです。

 今回の山歩きは、今までよりそうとうのんびり行動していたようです。時計をみてあわてたのですが、昼寝は最高でした。同行者もあり、いろいろと会話もはずみつい、時間を忘れるくらいの山歩きがありました。
 バス停留所ではさすがに一日の行動をふりかえる余裕などなく、全員沈黙、それとも今日の楽しい余韻をためていたのでしょうか……。

 思えばこれが夏時間であるのでまだ明るかったので助かりましたが、冬であれば真っ暗でライトも必要になってくるでしょう。それと、暗くなったからといってあわてない平常心が必要となってくるでしょう。
 大事なことは、使わなくとも、ヘッドライトは常時リュックの中に用意してあるくことが大事なことなのだと反省させられました。
……ともあれ、楽しい一日が送れたことに感謝するしかありません……ね。



 今日は「子どもの日」。
 市内では、子どもそっちのけで大人たちが祭りを楽しんでいました。
 一年に一度のお祭り……。
 私の記憶によると、今年は祭りの期間はずっと晴れにめぐまれいたよう思います。いままでは、祭りの日の初日や途中必ず雨が降り悩まされていました。ところが今年は、素晴らしいことに祭りの期間中は晴れ……。
 これでは大人もはしゃがないわけにはいかないのでしょうねえ。
 大人たちにまじって、今日の主人公のお子様たちも一緒に祭りに参加していました。大人たちの楽しい笑顔を見ていれば、子どもたちの顔も笑顔です。さらにはお母さんまで楽しい笑顔になります……か。

 ちなみに日本の子どもの人口は1649万人だそうです。
 これは、総務省が発表したなか、32年連続で減少傾向にあるそうです。統計の1950年以降最低。総人口のなかで子どもの占める割合は12・9%(男子844万人、女子804万人)。世界的にみると、米国=19・6%、中国=16・5%、韓国=15・6%だということです。これから、日本は最低水準となっています。
 このままでいくと、この子たちが大人になって、社会人になるころは老人が今より増え、さらには就職口が激烈な競争となるということではにかと思います。年金をささえる労働人口も減るだろうし、いったいどうなっていくのか心配はつきませんが……。



 毎日こんな日があるとは思いませんが、一年に一度、大人も子どもも一緒に、さらにはご近所さんと、市民みんなが祭りで楽しくなっている日があっていいものだな、と思います。だから、お祭りなのだと思います。
 今年の連休は、天候にもめぐまれパーフェクトに近い予定が過ぎていきました。とは、いえこんな日もいつまでも続くわけがないとわかっています。しばし、一年の何日かゆっくりとする日ができたことは確かです。

 さてさて、連休も終わります。
 今ごろは、高速道路の上りは大渋滞でしょうか。
 それでも、渋滞のなる前の楽しい思い出の大きさを胸に帰路にむかっているのでしょうね。お疲れさまでした。
 私も、この連休は妻の病気のことも心配することもなく送れました。連休中に2回も山歩きに行けたことが、これまでの苦労を忘れさせてくれました。とてもよかった……。
 休み中は毎日、山歩きの予定や装備など実際に歩いている時間より多くとったように思います。それも、また充実な時間だった。
 終わってみれば、それまで。でも、その時間を踏み台にまた始まるのでしょう。また、いつか、そんな時間が作れるような日々を期待しつつ終わるのではないかと思います。

 ええ、休みでした。
 読者の皆様はいかがでしたか。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。
 さてさて、みなさんはいかがでしたか。