日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

木枯らし一号が吹きました……

2014年11月02日 | Weblog


 こんにちは……
 日々、寒くなってきました。
 最近は季節を見ることも無く、気がついたら北海道で雪が降っていたりしています。関東に木枯らし一号が吹いた……ということも後から気がついた次第です。季節の変わり目に鈍感になっているようでもあります。
 季節は「政治の季節」ということもあってか、四季の変わり目に気がつかず気がつけば…、なるほどこの寒さ、日の短さなどと思います。
 雨が降ったりするとさすがに寒く感じるようになりましたね。
 わたしがどんなに嫌い…、といっても季節はめぐって寒さを体にぶつけてきます。夏の暑さを忘れてしまうほどの寒さが身にしみてくる季節になってきたようです。
 紅葉はうれしいのですが、やはり寒さは身にこたえます。


 さて、11月も始まりました。今月は、どんな1カ月になるのでしょうか。大きなデモもあります。最近は、政治が悪いのか、決してデモや集会が遠い存在ではなくなってきたように思います。とくに、東京ということもあるのでしょうか。一週間のうち、どこかで集会が行われているようです。

 今週のニュースは沖縄県知事選挙が取り上げれていました。。
 いちばんは、沖縄県知事選の告示がありました。なんともこれで、残業になってしまった経緯があるのでこれだけははずせません。写真や記事ををまっていたりと結局、夜遅くまでかかってしまいました。
 今回の沖縄県知事選挙のメインはなんといっても「辺野古基地移設」ということでしょう。普天間基地から県内移設ということで、前県知事が「県内移設はない」約束を反古にしてすすめている基地建設です。住民はこの計画には反対しています。

 知事選に立候補したのは4人。辺野古移設に賛成の仲井真弘多氏(前知事)、下地幹郎氏、喜納昌吉氏、翁長雄志氏は反対を訴えている。
 この選挙はある意味では、安倍政権のこれまでの集団的自衛権行使への尺度をはかるものになるのではないかと思う。米軍の沖縄での基地化これまで以上にすすむ様子だ。なんと在日米軍の74%が集中している沖縄での選挙。
 政府見解は「沖縄の基地の問題は過去の問題」といっているが、いままさに進んでいる状況からはそれはおかしな話だといえる。

 沖縄は基地問題は戦後からずっと続いている。それをないがしろにしてきた本土の常識、それをうまく利用してきた政府……。あいかわらずの構図は変わっていないように思う。
 先月、沖縄の人がきて日比谷公会堂でその現状を講演した。本土の人間はいやなことは「なかったことにしている」といっていた。あるいは「考えない」にならされてきている。昔から沖縄では、平和は奪い取るものだと教えられてきた。それが、本土の人の意識にはうすい。最悪なのは、それをすべてスキャンダルにして違う方向へともっていくマスコミもある。
 今回は、沖縄の正念場。集団的自衛権行使という閣議決定後の沖縄の気持ちがどこまでだせるかということだろう。

 今月、日比谷公会堂で沖縄国際大学教授の前泊博盛さんが沖縄の歴史を講演していた。沖縄は平和は与えてもらうものではなく、奪う取るものだという意識が沖縄は強い……と。それは、これまで、沖縄には平和という言葉が本土以上に緊迫しているなかで語られてきたからだろうと思える。
 日本で唯一の本土決戦の表舞台となった沖縄。日本軍が沖縄県人すらも見捨てていったその悲劇をいまだにひきずっている。戦うことを民間人も強いられて今に至っている。まだ、戦後なないような沖縄。今回の県知事選の意味は大きいと思う。




 今週、職場の人が出向先で倒れて入院した。
 そにために、代行として私が出向した週でもあった。私と同じ年齢だ。
 他人事とは思えない。ひと月前ほどから「体調がよくない」といっていた。それでもまだ大丈夫と思ったのだろう頑張って働いていたが……。とうとう、倒れてしまったのだった。急な代行で私も驚いたが、その日も残業になっていた。それもかなり遅い残業になった。

 一瞬「過労死」という言葉が脳裏をかすめた。よく報道される残業時間は一か月百時間以上で、今回の友だちが倒れたのはその半分にも満たない。
 数字だけをみれば、「過労死云々」にはいかなのだろうが、数字だけの問題ではあるまいと思えた。職場環境をみれば、週一人で何人ものお客を相手に仕事をしている。さらには、休むことさえもよほどのことがないとできない状態だ。それさえも今は改善だれていない……。神経をすりへらす日々だ。
 仕事は一人では終わらない、という思いをつくずくかみしめた。

●「過労死等防止対策推進法」(過労死防止法)が1日施行された。
 政府は1日全国一斉の電話相談実施。長時間労働をしている事業所に対し、労働基準監督署が11月の1か月間、集中・監督するというもの。
 また、過労死問題に取り組む弁護士や遺族らが10月29日「過労死防止対策推進全国センター」を結成。施行にあわせて11月に各地で集会を開く。


 最近、労働環境が悪くなっているようだ。私の職場も人を補充しない……。労働組合も声をあげない。どうにか、派遣の人にがんばってもらっている状況。それでも、仕事の割合よりは人が少ないことは明らかなのだが、組合も声をあげない状況。
 ますます、労働条件は悪くなっているように見える。法律がいいものでもあっても、それをいかす条件をつくらなければ法律を利用した人以外はその人の仕事がふりかかってくる。そして、残業になる。

 「過労死問題」は個人の限界を超えている。企業が派遣ではなく正規社員を採用し後継者をつくることを考えないと増えるのは当然のなりゆきだと思う。
 できない部分でセクハラやパワハラが起きてくる。さらには最近、判決が出たマタハラことマタニティーハラスメントまで起きてくる。
 本当に解決する気持ちがないから、その場しのぎに解決しようとして、無理を強いているように見える。そしてハラスメントがおきてくるように思う。

 友だちはいまでも入院している。
 やはり、人がいないために起きていることは明らかだ。今後、その対応を組合や会社に機会あるごとにいっていこうと思う。 
 

 11月最初の3連休……。楽しい休みが送れたでしょうか。
 私も、山の紅葉を楽しみに山歩きの計画を立てたが天気がついてこなかった。最後の日だけがよかった(遅い!)
 なんだ、かんだと連休は散歩をしたり、ちょっと安いスーパーに出かけたりとしていたら終わってしまった。
 また、明日から仕事が始まる。紅葉が終わってしまうよ……と思いつつ一週間を過ごすのだろう。それにでも、体調がいいだけが、救いのような気持ちでやっていこうと思う。
 連休にやろうとしたことの半分も出来ず沈没……。こんなもんかなと思いつつ、また頑張ろう。

 それでは、この辺で……。
 また来週。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。