日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

梅雨の合間にできること…

2011年06月19日 | Weblog


 今週は毎日、どんよりとした典型的な梅雨空が続きます。そして、傘を携帯するという梅雨特有の毎日でもありました。
 それに、なんといっても残業の多い週でもありました。これから、こんなことで、いったいどうなるか…。

 今年の夏は、「計画停電」が確実に実施されようとしている時期だというのに、こんなに野放図な仕事の計画のたて方には、疑問をもちます。「計画停電15~25%の節電目標」などとは「絵に描いたモチ」同様、現実的には、いまの実態は無理ではないかと思いますが…ネ。

 さて、3・11大震災以後、余震はいまでも時々あります。ときには、強く、ときには彼方で地震の情報があります。それでも、少しずつ、少なくなってきていることは事実です。

 地震は自然の仕業ですが、原発事故は人災。ますます、不透明さをまして、放射能の怖さが日々、増幅されています。現実、放射能汚染水の処理をはじめたと思いきや、「放射能水浄化装置」の故障と…。
 これで、本当に大丈夫なのかと思えてくる。
 
 実際に、今回の放射能で「危険区域」がもうけられ、自分の住んでいる土地から、やむを得ず「疎開」が始まり、再び、その土地を踏める保障がないまま…漂流し始めている。
 原発から半径100~120km圏内の放射性セシウムの土壌汚染が報告された。福島県に接する栃木県や茨城県の北部で1平方キロメートルあたり10~30万ベクトルが蓄積された。
 いったい、どれくらい生まれ育った、土地を離れているのか…それさえ不明なのだ。

 世界、とくにヨーロッパ圏のドイツやイタリアでは「原発全廃」の動きが始まっている。まさに、今回の原発事故は、ジャーリストが「戦争」といっていたが、そのとおりではないかと思う。多くの犠牲者を出しつつ、いつまで続くのか、完全に原子炉が停止するまでの命がけの戦いが始まっている。人類と原発との、一進一退の日々がどれほどつづくのか、いま、始まったばかりだと思える。

 そして、それを本当に解決しようとしている人、いまだ、それを考え直さない人…の綱引きは、足枷となって、ますます解決を難しくしている。いったい、政治はなにを目標にやろうとしているのか…、その道筋も危うい。



 

今週は休みます…次回へ
◎ただ、ひとこと…


 菅直人首相は17日の参院東日本大震災復興特別委員会で、福島第一原発事故の処理について、国の責任、権限を明確にする「新法制定」を指示。廃炉にしていくことを検討…。
 と、まあ頑張っているではないか。この首相を辞めせる理由がなにもないように思いますが…ネ。








 梅雨の合い間をぬって…東京恵比寿の写真記念館で開催されている「世界報道写真展2011」に行ってきました。

 2010年に世界中で起きた事件やイベントに関係するすべての報道写真のもっとも、象徴される写真で賞をとったものが展示されたものをみることが出来ました。
 展示されていない、賞にもれた写真にもおそらく、もっと私を圧倒的な感動を与えてくれたものもきっと、あったのだろうと思いつつ見て来ました。

 今年は国内の内紛での写真が多く展示されているように思えました。人が人に対する暴力…、まだ、知られていないスポーツ、自然の興味ある一場面が写真もあり、興味をひくものだと思いました。

 見ているうちに思うことは、「今、私が立っている時点では何がいちばん大事なのだろうか?」ということを考えさせられました。
 日々の生活で、おそらく写真にあったようなシーンの写真の出来事がない…しかし、それに匹敵する事実があるのかもしれない…ということも思いました。

 例えば、福島第一原発事故の被害で人々の生活が思い浮かびます。
 原発の「安全神話の崩壊」から、多くの報道写真があったのだと思います。これは、2012年の報道写真展で展示され、また、私たちが知らない、原発事故を見せてくれるだろうと思っています。

 写真の持つ意味…記憶を記録させること、もあるでしょう。そして、後世に事実を語る材料としてあるのだろう思います。世界中を駆け巡る瞬時の出来事は、いまやインターネットでみることは出来ます。しかし、電源を落としてしまえば、うすれた記憶とともに消えていくのだろうと思います。

 そういう意味で、報道写真展のもつ意味は大きいと思います。
 写真で…ほんとうにいいもんですね…。
 暇で、興味のある人、また、これからを少しでもよくしたいと思っている人は、必見です。事実は、目に前になくても、起っている事実は、目の前の写真が語ってくれるはずです…よ。



ほんじゃ…また、来週。
おっと! 今日は「父の日」だそうで、娘に靴下と昼飯のプレゼントで一日終わりました。25年も父親、やっていたんだと、不覚にも今日、思った一日でした。

世の中の父親様…元気でがんばろう!!

*読んでくださった方、ありがとうございました。