日々徒然に

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考える秋…民主党政権誕生で思う

2009年09月06日 | Weblog
 9月にはいりました。
 さすがに朝夕はすずしくなりました。セミの声も少しずつ少なくなってきましたし、公園では落ち葉の数も増えてきたようです。会社の帰りに道では、秋の虫たちの鳴き声もきくことができます。それぞれの8月の思いを胸に始まった9月…。どんな秋の入口にはいっていることでしょうか。
 今年もあと4カ月…。はやいものですね。もう、師走にむかって駆け足で季節が変わっていくのでしょうか。まだまだ、今年中にやろうとしていることはたくさんある割には歳ばかりとっていくように思います。そんなあせりのなかでの生活、「まあ、あせらずいくしかない」と開きなおっているところです。

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┃今┃週┃の┃気┃に┃な┃る┃事┃…┃
 民主党がとうとうやってしまいました。それも圧倒的に…。308議席という単独政権も夢でもない状況です。さて、何をやろうとしているのでしょうか。自公与党政権時代よりはましに?なってくるのでしょうか。
 そもそも自民党単独で政権をになっていた時代とはあきらかにちがってきていました。よく「55年体制の崩壊」といわれますが、それまではどうにか自民党単独で政権を守ってきていました。うらを返せば、それだけ自民党も必死で権力を守って政治を実行してきたといえるのではないかと思います。1945年に戦争が終わって日本の将来をリードそてきたのは、誰でも認めるところの自民党政権でったのは確かなことではないかと思います。さらに、政治家、官僚、大企業の癒着を大きくしたのも自民党であったことも事実です。それが原因で、ますます政治は国民から離れ、最終的には自民党自身が墓穴を掘ってしまった結果が今回の政権交代劇につながってしまったわけです。
結果として、国民から離れ、1993年8月に細川護煕を首相として8党派の連立内閣が誕生したわけです。以来、自民党の影響力はうすくなってきたように思います。
 近年、自民党は一党では政権運営をできなくなり、公明党と連立を組んでやってきましたが、一年に3度も首相が変わるという無責任さが今回の結果ではなかったかと思います。

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 今回の民主党の政権交代で実感したことは、私たち一労働者であっても自民党政権がはっきり悪いと思えば政権が変わる…という現実ができるということだった思う。まして、「派遣切り」や「競争一辺倒の経済効率の経済」では失業者が増え、やっていけないと思ったら政治を変えなきゃだめだという思いが現実にできるんだ、ということが実感できた選挙であったと思います。
 しかし、本当はこれからが正念場というところでしょう。社民党との連立政権のために憲法協議でどうなっていくのか…。さらには非核三原則のことなど、どう協議してうめていくのか…。さらにはアメリカとの軍事協議なども問題は山積みでしょう。
 わたしは、世間でいう二党体制ということは正直、歓迎していません。なぜなら、社民党のように弱小政党でも頑張って、国の根本である憲法擁護で社会をよくしていこうという理念が好きであるからです。また、共産党のように長い歴史のなかでここまで野党としていきつづけてきた歴史を学ばなければいけないと思うからです。
 いずれにせよ、教育費の増大、官僚との関係を変えようとするなかで少しずつ民主党のバックボーンが国民の前に提示されることでしょう。その中で、生活がよくなっていくのか…ということをよく見て判断していくしかありません。
「民主の敵」野田佳彦著(新潮新書)を一読してみてはいかがでしょう。

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┃今┃週┃の┃現┃場┃は┃…┃
 最近にはめずらしく、職場の仲間と飲み会に参加した。内容は「政権交代ってなんだ?」ということ…。オイオイ、せっかく飲み会で楽しくいきたいところだと思ったが、人間でってどうしてこう政治(まつりごと)が好きなのでしょう。
 内容はスルーして、結果として来年の参議院までか…とかいうことになりました。せっかくつくった政権をどうするのか民主党…ということでした。
 
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 職場は10月で再雇用の契約がきれる人がいたりして、その後の補充についてそろそろ動きがあるようのでしょうか。慢性的な人員不足。
 はっきりいえば、経営者は現場にいるわけもなく、好き勝手なことをいっているのが現状…。どうしょうか、そんなことありませんか。
あとは、できる範囲でやって、やれないことは時間をかけてもやりますが…と開きなおるしかないようです。

読書の秋、散歩の秋、食欲の秋ですか…
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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。