パピとママ映画のblog

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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密★★★★

2022年05月22日 | アクション映画ーハ行

                  

大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの前日譚で、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描く「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第3弾。魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、恩師のアルバス・ダンブルドアや魔法使いの仲間たち、そして人間(マグル)と寄せ集めのチームを結成し、史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。その中で、ダンブルドアと彼の一族に隠された秘密が明らかになる。ホグワーツ城やホグズミード村など、「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみの場所も多数登場。

    

原作者J・K・ローリングが引き続き自ら脚本を手がけ、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」以降の全シリーズ作品を手がけるデビッド・イェーツ監督がメガホンをとる。ニュート役のエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドアを演じるジュード・ロウほか、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、カラム・ターナーら「ファンタビ」シリーズおなじみのキャストも集結。グリンデルバルド役は前作までのジョニー・デップに代わり、デンマークの名優マッツ・ミケルセンが新たに演じる。

<感想>今回のメインストーリーは、ニュートが新チームを結成し、グリンデルバルドの野望阻止に挑むというもの。「寄せ集め」といわれるこのメンバーに、新たに加わるのは、テセウスの婚約者だったリタの腹違いの兄ユスフ・カーマ、イルヴァーモーニー魔法術学校教師ユーラリー・ヒックスといった面々。気になるのは、この新チームの中にニュートの恋人ティナがいないように見える。ティナ役を演じるキャサリン・ウォーターストンは本作に大きなサプライズがあることを予告している。

 

そして、「ハリー・ポッター」の前日譚にあたる「ファンタビ」では、世界観の繋がりを感じさせる描写が多くみられるが、本作の特報でもホグワーツ城の大広間、クィディッチ、必要の部屋など「ハリー・ポッター」シリーズでお馴染みのアイテムや人物、場所が続々と登場している。ダンブルドアを探すニュート達が訪れているのは、USJの「ハリー・ポッターエリア」でもお馴染みのホグズミード村!彼らがバタービールを飲むシーンもあるのかもしれない。

 

 

人の心を支配する力を持つ史上最悪の闇の魔法使い、グリンデルバルドを演じるのは、北欧を代表する名優マッツ・ミケルセン。死の秘宝の一つである最強の”ニワトコの杖”を、操るグリンデルバルドの姿が確認できるが、本作ではいよいよ「世界征服」に向けた彼の動きが本格化していく。降板したジョニー・デップから役を引き継ぐ形になったマッツは、単なる模倣ではなく新解釈のグリンデルバルドを生み出していた。ホグワーツ魔法学校でのダンブルドアと対面するグリンデルバルドとの対決シーンは、手に汗を握るくらいバチバチの火花が飛び散る。

それに、ロン毛のエズラ・ミラー演じる、クリーデンスの本当の正体が明かされるラストシーンでは、彼の正体はアウレリウス・ダンブルドア。すなわちダンブルドアの弟だという。ダンブルドア家の象徴である不死鳥とクリーデンスの関わりが強調されるのは、彼が少なくとも一族の存在であることの証明にも思われる。

 

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