パピとママ映画のblog

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パラノーマル・アクティビティ/呪いの印★★.5

2014年04月11日 | アクション映画ーハ行
低予算の製作費ながら、世界的ヒットを記録したホラー『パラノーマル・アクティビティ』のシリーズ第5弾。腕に奇妙な印が現れたのをきっかけに、人知を超えた怪現象に襲われる青年と周囲の人々が味わう恐怖を活写していく。メガホンを取るのは、『ディスタービア』やシリーズ2作目からの脚本を手掛けたクリストファー・ランドン。ケイティをはじめとする前4作の主要キャラとは関わりのない人物が主人公となる設定に加え、次々と繰り出されるショック描写も見どころ。
あらすじ:カリフォルニア州オックスフォード。そこに暮らす至って普通の青年ジェシー(アンドリュー・ジェイコブス)は、高校卒業と同時に18歳の誕生日を迎えた。だが、その日に彼は何者にかみつかれたような歯型の印が左腕にあるのに気付く。やがて、彼の周りで理解不能な現象が頻発し始め、その映像を記録することに。次第に現象はエスカレートしていき、ついに予想だにしない事態が起きてしまう。
<感想>今週はあまり自分の好みの映画がなかったので、興味のあった本日公開の映画を朝一番で観てきました。
1作目=パラノーマル・アクティビティ
2作目=パラノーマル・アクティビティ2
3作目=パラノーマル・アクティビティ3

4作目=パラノーマル・アクティビティ4 

超常現象をフェイク・ドキュメンタリーのスタイルで描き、人気を博しているホラー・シリーズの第5弾。1作目のスマッシュヒットから毎年作られるようになった本作。回を追うごとに、各部屋にホームビデオやモバイルPCを取り付けるなど、カメラに収められた超常現象に意味づけをしなければいけないと製作サイドが考えたのだろう。

前4作から視点を変え、今回は手持ちのビデオカメラで撮影。ヒスパニック系の少年がおもちゃの降霊機械で悪魔と対話して、ビビリまくり恐怖の現象を映し出しています。そういえば、2作目でメキシコ系のお手伝いのおばさんが、赤ちゃんに悪霊が取り憑いているといって御払いをするのですが、ご主人がその線香の煙が子供に害を及ぼすといって、そんなの迷信だってクビにして辞めさせてしまうんですよ。そんなこともあったっけ。いくらか関係あるんだ。
今回の主人公ジェシーくん、高校卒業するも大学に行くのも、仕事に就くこともしないで家でダラダラと暮らす主人公のジェシー。どういうわけか、スーパーマンのような「クロニクル」の超能力少年のようなパワーがあり、これも悪魔が彼の体に憑りついたからなの。ジェシー君は、アンドリュー・ジェイコブスが演じている。
魔女と噂されていたアパートの階下の女性が謎の死を遂げる。その日に、自分の部屋の通気口から階下の物音がして、父親に誕生日プレゼントしてもらったハンディカメラで、階下の様子を覗くと、若い女性の全裸が映し出され、その女の腹に何やら描いている様子を目撃する。そして、その部屋から友人のオスカーが飛び出してくる。
そして、そのオバサンが死んで興味を持ち、彼は友人たちとビデオを片手に階下へ探検に出かける。そして、床下に地下室らしき部屋を発見。ローソクとか何かの儀式をしていたらしい。このシーンは気味の悪い効果音で、いつもの音響です。
家へ帰り次の朝に目が覚めると、ジェシーの腕に何の前兆もなく腕に歯型のような“呪われた印”の噛み傷があるんです。それからは、ジェシーの近況に想像を絶する超常現象が次第にエスカレートしていき、目の中から長い黒い髪の毛が出て来るとか、不可解な事態が起きるんですね。

これは、前作とはまったく無関係ではなく、ジェシーの友達のオスカー少年なんですが、養子だということで、やはり母親が悪魔と取引をしているらしくオスカーも腕に咬み傷があり、もの凄い念力のような超能力があり、人間なんて吹っ飛ばされてちょろいもんです。
2作目で、クリスティがネットで調べてみると「富や権力を求め、悪魔と契約をした者は生贄を捧げる。家系の最初の長男を。契約を破れば悪魔は、男児の魂を得るまで契約者の一族を殺す」これって一族の誰かが悪魔と契約したのだろうか?・・・恐ろしいですよね。
その一家に生まれた最初の男の子が、悪魔と取引したという代々伝わる長男を悪魔に差し出すという、誓を交わしたことと関係があるわけなんです。

この作品の主人公であるメキシコ系の少年ジェシーも長男で、母親がジェシーがお腹に入っている時に、魔女に三角形の印を描かれており、18歳の誕生日になって悪魔に憑りつかれるという。つまり、母親が悪魔と取引をしていたんですよ。

お婆ちゃんがジェシーの悪魔祓いのような、憑りついているものを追い払う浄化の儀式をするのですが、ジェシーの額に生卵を付けて祈りを捧げる。すると、ジェシーが生卵を握りつぶすと黒い血みたいな汁が出て来る。お婆ちゃんが変貌した孫のジェシーに階段から突き落とされて重傷を負うのです。
ジェシーの超常現象では、飼い犬を天井に貼りつけてグルグルと回転させて喜んでいる様子とか、もの凄い怪力というか人間を吹っ飛ばす力があるんですよ。

救急車を呼んで、その後、友人のヘクターが車で出かけようとすると、道路の真ん中に男がいる。それはジェシーなんですが、もう人間じゃないこれは、車のガラスを破ってヘクターを襲ってくるんです。女が鉄パイプでジェシーの頭を殴って難を逃れます。

アンに連れられて行った家は、古い一軒家で、何やら3作目のお婆ちゃんの家、魔女たちの集団の家のようです。ケイティ姉妹らしき幽霊も出てきます。真っ白い目をした幽霊のお婆ちゃんが出て来るんですが、彼女は悪魔崇拝者で、山羊の頭を供え丸い放射状のサークルが描かれ、ローソクの灯りで儀式をしていたらしい。

屋敷は誰も住んでいませんが、白い布を掛けられた応接セットや家具など、家の間取りなど前作で見たような家でした。しかし、キッチンのあるリビングで、階段を下りてくる女は?・・・もしかして幽霊のケイティかもしれませんね。この家に入った人間は、もう外へは出られないのか、出口が見つからない。取り留めのない終わり方でした。もしかして続編まだ作るつもりなのか?・・・いい加減終わりにしてよね。
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