風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

バイオリン製作者宅へ訪問

2017-07-21 | パンフルート界の交流

昨日町内の(5k離れています)バイオリン製作者のところにおじゃまして話をうかがいました。

 

   

 

 この方は日本の用材では楽器に向かないと、木材をドイツから輸入しておられます。

この方の存在を知ったのは、先月パンフルート工房にぶらりと立ち寄られてからです。

製作者共通の音に対する感覚が話のなかで伝わって来ます。

ここは一度「バイオリン製作工房に伺わなくては」とおじゃましました。

庭に6帖の作業小屋を立てられて楽器は生み出されています。

作業場の中央には表面板(米松)・裏板(楓)を削り出すための治具がおかれ、手間の

かかる工程であろうことが伝わって来ます。

 

   

 

風の音パンフルート製作工房では幅広い音楽を参考に楽器作りを行なっております。

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp


日野原重明先生105歳までありがとう

2017-07-19 | 日記

28日聖路加国際病院名誉院長 日野原重明(105歳)さんがなくなられたことを知り生前の

パンフルートにたいするご厚情に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。

 

    2012・12・25 コンサートで使用した楽器を日野原先生にお見せしました。

          

 

 日野原先生は広島に縁のある方で講演会、いのちの授業などでたびたび広島を訪れられています。

音楽に造詣の深い方であり、楽器演奏やコーラスの指揮、作曲など幅広く活動されていました。

私も先生の講演会アトラクションでパンフルートの演奏をしたことがあり、最前列中央で楽しそうに

聞いておられた姿がいまでも想い浮かびます。

 

6月27日千田小学校カイヅカイブキパンフルート贈呈式のおり、女学院大学元理事長の黒瀬真一郎

さんが「今は療養中だが、回復なされたときには千田小学校でいのちの授業をしていただき合唱隊の

パンフルートの音色も聞いていただきたい」「先日お見舞いしたときもこの話をして先生も子どもたち

のパンフルートの音を聞くことを楽しみにしておられた」という計画を話されました。

学校関係者も私も日野原先生の回復を願っていたのですが、実現にはいたりませんでした。 

 


軽い音と重い音を出せますか

2017-07-17 | パンフルート演奏研究

パンフルートで音量が大きい音と小さい音はわりと簡単にみなさんも出されていますが、

軽やかに弾ける音と重っ苦しい音を空気をコントロールしながら出すことはできますか?

 

   

 

 みなさんはパンフルートで音を出す時、どのようなことに気をつけていますか。

多くの方は一定の立ち上がりを求めて、同じタンギング位置でおなじ息の量・強さをもとめ

変化をつけないことを心がけておられると思われます。

初心者のうちは基本通りそれでもよいのですが、初級・中級に進むにつれ意図を持った音作

りの方向に目をむけましょう。

音の立ち上げ方には大きく分けて2通りあります。

一つは軽めの音が出る「パーンと瞬間的にはじく」ような立ち上がり前半に重点を置いた吹

き方です。

もう一つは音が重く沈み込むような「柔らかく立ち上げてその塊を押し込んでふくらませて

最大限に持って行く」後半に重点を置いた吹き方です。

いろいろ試されて音の質感の研究を進めてください。

  

   

 

風の音パンフルート製作工房 広島市安芸区上瀬野町205 国道2号線沿い

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp


パトスという月刊誌に記事掲載される

2017-07-15 | パンフルート

2ヶ月ぐらい前に雑誌の取材があり、7月号に私のパンフルート記事が掲載されました。

 

   

 

 この「パトス」という月刊誌(正確には隔月)を私は始めて目にしましたが、それもその

はずで日清製粉グループ 日清ファルマ健康食品の愛用者のみなさんに無料でお送りしてい

る情報誌だそうです。

9万弱の発行部数だそうです。

希望者には実費・410円で販売もしているそうです。

毎巻表紙には安野光雅さんの水彩画が彩りを添え、今回105号では「イタリア・ソレント」

の風景だそうです。

蛇足情報ですが、安野さんは今年90歳になられたと本誌で紹介されていました。

切り取って額に入れてもステキなインテリアになりそうですね。

 

   

 

風の音パンフルート製作工房では自然の中で楽器作りを行なっております。

広島市安芸区上瀬野町205 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp


訓練すれば音が形として見えて来る

2017-07-13 | パンフルート演奏研究

音をコントロールすることができれば空気の塊の動きを感知し、形として認識できるように

なります。

 

   

 

 パンフルートの歌口に息を吹きかけて出した音の波は見ることはできませんが、音の質は

感じることはできます。

野太い音なのか、か細い音なのか、憂鬱そうな音か、明るい音か、・・・他。

音波が届いてその感情を感じることは誰でもできますが、そのまえの段階で音波を操作できる

人はいないでしょうね。

私は音を立ち上げた瞬間から育てて行く過程で空気のかたまりの進みぐあいをイメージとし

てとらえる努力をして、それをコントロールしていただきたいと願います。

その塊の広がりぐあいを能動的に操作することにより生じた結果を自分の耳で確認するサイ

クルを持って音作りをしていただきたいのです。

五感をフル動員いたしましょう。

 

   

 

 風の音パンフルート製作工房 住所 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp