続いてパンフルート演奏時の唇の形を見て行きます。
モデルが老人で申し訳ないのですが本人の形が一番真意が伝わると思いあえて載せました。
上下唇を合わせただけの形でビームを出します。 左右口角を引き、ほほ笑むように口角を引き上げます。
申し訳ないのですが、両写真の唇周りの筋肉の動きを見比べてみてください。
頬の筋肉の緊張が違うので左は太くぼんやりした緩やかなビームが、右は細く鋭く速いビームが出るのがお分かり
でしょう。
ここではこの両者のどちらが良いか悪いかという話ではなく、パンフルート演奏内ではどちらの形も使います。
強く鋭い音を出す場面と、柔らかくほんのりした音を出す場面であるかを考え感情表現をすることにあります。
通常は両者の中間あたりで(その人の好みでどちらかの方向に偏るとは思いますが)感情表現をして行き、曲の
流れにより両方向に振れて行きます。
風の音パンフルート製作工房では自然と共に音作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。
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