古代から現代への送りもの世界最古の楽器パンフルートの製作販売・音の研究教室の
「パンフルート工房」香原良彦(こうはらよしひこ)です。
押さえ丸棒とメダケのパンフルート 工房の愛犬クロ
パンフルートで澄んだクリアな音を出すには管内部が1点のくもりもなく滑らかな状態がであることが求められます。
4、管底のミツロウの段差をなくし平らにしておこう。
ミツロウで調律を行なう際管底に注目し平らな状態で終えるようにしましょう。
音程が低い時は手のひらで暖めて柔らかくしたミツロウのかけらを管底に落とし押さえ丸棒で押さえ
つけ管底の元のミツロウにくっ付ける形で平らに伸ばして行きます。
その時管の径と棒の隙間にミツロウが盛り上がり管底が2段形状になってしまいます。
ミツロウを入れて押さえつけたあとは必ず径をおとした押さえ棒を斜めに入れて押さえ、ぐるっと一周
してこの2段を平らにしておきましょう。
音程が高くてミツロウを掻きとるばあいも同じで管内径にたいし小さい径の棒で掻きだしますので必ず
2段になります。同じように平らにしておきましょう。
管底のミツロウを平らに保つ事で澄んだ音がでる条件が整います。
パンフルート購入・修理の問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf
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