雑木林では12月に入ると休眠期に入り、伐採の適期となります。
工房で使用する素材もこの時期に伐採して2〜3年後の楽器完成を計画します。
木のパンフルートは 優しく温かい音ですね。
倍音が豊かで7色に響きます。
今回は優しい色合いに仕上がる桜の木の素材を調達いたしました。
パンフルート製作工房近くの里山には無限に素材となる木は育っていますが、それぞぞれ持ち主があり許可を得て
伐採可能な材を工房に持ち帰っています。
工房に着いた素材はひび割れ防止と乾燥促進のため太い部分は4つ割に細い部分は2つわりにして、それぞれ皮を
はいでおきます。
こうしておくと年輪の中央部分・芯から放射状にのびるひび割れの大部分を防ぐことができます。
また、全面加工しておくことで乾燥収縮が均等に進み、収縮による曲がりを防ぎます。
ここまで手を加えて収縮が収まる2〜3年を待ちます。
風の音パンフルート製作工房では竹のほかに木でも楽器作りを行なっております。
どうして手間のかかる木で作るかというと、木の管の音はとにかく柔らかく・優しく・温かいのです。
連絡先 080-5235-97664 080-894-0854 メールアドレス panfrute@yahoo.co.jp
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