風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート用桜の木確保

2016-12-14 | 木のパンフルート

雑木林では12月に入ると休眠期に入り、伐採の適期となります。

工房で使用する素材もこの時期に伐採して2〜3年後の楽器完成を計画します。

  

 

 木のパンフルートは  優しく温かい音ですね。

            倍音が豊かで7色に響きます。

 

今回は優しい色合いに仕上がる桜の木の素材を調達いたしました。

パンフルート製作工房近くの里山には無限に素材となる木は育っていますが、それぞぞれ持ち主があり許可を得て

伐採可能な材を工房に持ち帰っています。

工房に着いた素材はひび割れ防止と乾燥促進のため太い部分は4つ割に細い部分は2つわりにして、それぞれ皮を

はいでおきます。

こうしておくと年輪の中央部分・芯から放射状にのびるひび割れの大部分を防ぐことができます。

また、全面加工しておくことで乾燥収縮が均等に進み、収縮による曲がりを防ぎます。

ここまで手を加えて収縮が収まる2〜3年を待ちます。

 

  

 

風の音パンフルート製作工房では竹のほかに木でも楽器作りを行なっております。

どうして手間のかかる木で作るかというと、木の管の音はとにかく柔らかく・優しく・温かいのです。

連絡先  080-5235-97664   080-894-0854    メールアドレス panfrute@yahoo.co.jp



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