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風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート瀬野教室2月度開催

2019-02-23 | パンフルート演奏講座

パンフルート瀬野教室では昨年の西日本豪雨で被災された方も復旧が一段落され久しぶりの

顔を見られました。

 

  

 

パンフルート瀬野教室2月度は第3火曜日の19日に行われました。

このところ昨年7月の西日本豪雨で被害にあわれた会員の参加がなかったのですが、復旧

も進んだのでしょうかほぼフルメンバーの9名の参加となりました。

 シニアクラブ中心のメンバーですが「バラが咲いた」「ほたる来い」など簡単なメロディ

ーの曲5曲をレパートリーに練習に励んでいます。

なによりも楽器の音が出るのが楽しくてしかたない雰囲気がよいですね。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで

  

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初心者講座3・空気を多く取り込む呼吸法

2018-01-16 | パンフルート演奏講座

呼吸には吸う・吐くの動作がありますが、まずは空気を多く体内に取り込む方法を学びま

しょう。

 

    「パンフルート演奏入門」ダヨリ パンフルートスクールメソッドより。

   

 

空気を吸い込む動作ですが、ラジオ体操の深呼吸のように肩を上げたり胸を広げたりして

主に胸の上部に空気を貯める方法と、肩・胸はあまり動かさずお腹を膨らませ胸の底に空

気を送り込む方法があります。

後者を「腹式呼吸」といってパンフルート演奏時に使います。

生徒さんから「私は鼻から吸い込んで口から吐き出す練習をしていますが、これで良いの

でしょうか」と質問がありましたが、パンフルート演奏の空気取り込み時には短い時間に

大量の空気を取り込む必要があるので「鼻で吸い込むでは量が限られるので口から吸いこ

んで口から吐くようにしてください」と答えました。

 

       

 

 風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで

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初心者講座2・管に圧力をかけることが音出しの第1歩

2018-01-14 | パンフルート演奏講座

音が出にくかった人に「あの時こう説明すればよかったのかな」と反省しながら音の立ち

上がりを見つめ続けています。

 

   

 

 パンフルートは管の上口に息を吹きかけることで音が鳴ります。

子供のころ空きビンに息を吹きかけて音が鳴った経験をお持ちの方も多いことでしょう。

パンフルートの管は底が詰まっていますので、速度のある空気の塊が送り込まれると逃げ場

がないので底のほうから順にギュッと押し合われます。

真上から吹き込むとよくわかるのですが、一定の圧力になったとき送り込まれた空気は四方

に飛び散ります。

この時飛び散る空気の塊が唇に感じるはずです。

次に真上から空気を送り込みながら下唇を軽く管の丸みの部分にあてます。

断続的に空気を送り込みながら楽器を傾け吹き込みを浅くしていきます。

45度ぐらいになると音が立ち上がって来ますが、さらに浅くして空気を半分外へ半分中へ

まで実験してみます。

この時下図のように唇から送り出された空気は前方にまとまって飛び出していきます。

途中段階からこの最善の空気の飛び散りまで形をイメージしてみましょう。

おとの出方(立ち上がり)の秘密が解き明かされることでしょう。

 

   

 

 風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで

 

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初心者講座1・まず音が出るかどうか試してみよう

2018-01-12 | パンフルート演奏講座

 

風の音パンフルート制作工房のページは製作者・演奏家・指導者である私の目の前の出来事

について記事を書いております。

いま最大の関心事は「瀬野パンフルート教室の生徒さんたちをどのように導いて行くか」と

いうことであります。

 

   

 

昨年11月の第1回目の時は15名の参加ですぐに音の出た人が5名、30分後ぐらいになんと

か出た人が5名、最後まで音の出方が悪かった人が5名でした。

息を出し入れする時に肺の上部だけを使うのではなく、お腹まで1本にして(腹式呼吸)

息の通り道を作って腹筋を使って吐き出すよう指導しましたが、音の出にくい人にとって

は理論では通用しない何かがあるようでした。

他にペットボトルや貫通した竹管なども用意して空気の流れを説明しながら生徒さんの音

が出るのを待っていました。

慌てずあせらず休憩しながら行います。

 

   

 

 風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで

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パンフルート上達講座:余裕がある半音とは

2016-04-05 | パンフルート演奏講座

パンフルート演奏で安定した半音を出して行くことは最低限の技術として求められています。

   

パンフルート1管で音程はどこまで下げることができるでしょうか?。

私は高音部で2音半、低音部で1音下げることができます。(上げる方向では半音まで到達しません)

 

 パンフルートの音出し音程は、外楽器のようにぶれない安定した音程が出るわけではありません。

パンフルートの楽器は事前に自分に合わせて調律してはありますが、演奏時は音程が上がったり下がったりしながら

進んでいるのが現実です。

パンフルート演奏者は立ち上がった音が一番最初に飛び込んで来る自分の耳で聞き、調整しながら進みます。

でありますから、音程を下げながら半音位置で止めるパンフルートの半音出しとなるとさらに不安定さが増します。

多くの場合下がりきれない中途半端な音程になることが多いのですが、練習時には半音位置を越えてもっと下げる

ことに挑戦しましょう。

チューナーを使って各管1音まで下げる練習をしましょう。

どこまで楽器の歌口を塞げばどのように音程が下がって行くか感覚をつかみましょう。

大きく下げることができるようになると、次は途中の半音位置で止める訓練をしましょう。

低音から高音までそれぞれの管で感触は異なりますが、安定した音程を体に染み込ませましょう。

   

 

風の音パンフルート製作工房では優しく暖かい音が特徴の広島産竹を使って楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

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