古代からの送りもの世界最古の楽器パンフルートの製作販売・音の研究教室の
「パンフルート工房」香原良彦(こうはらよしひこ)です。
タンポポ茶で休憩 水に浸けて管内外部の清掃
パンフルート製作で素材の養生(下準備の工程)は欠かせない作業の一つです。
塗装作業に入るまえに一つ重要な養生工程を紹介するのを忘れていました。竹管の清掃です。
竹管の内外の汚れや異物をとり除いて管を磨き上げてから塗装作業に入るようにしましょう。
特に管の内側には薄皮がありこの皮をすべて取り除いておかないとパンフルート組み立て後の音に影響しますので工夫
して作業をおこないましょう。
いままでは乾いた状態で丸棒の先にサンドペーパーを巻きつけたものを作って管内をこすって薄皮を取り除いていました
が、時間もかかるしすべてを取り除くまではいたっていませんでした。
以前から塗装をした時の湿った状態、半乾きの時布でこするとよく薄皮がとれるのでこの方法でやっていましたが、今回
思い切って管を水に浸けて湿らせた状態にして丸棒の先に布を巻きつけた工具でこすると短時間でほぼ全ての薄皮をとり
のぞくことができました。子どものころ水鉄砲で遊んでいた時のイメージです。
水に濡れた管は1晩乾かせば次の工程の作業に入れます。
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