書棚から、ずいぶん持ち重りのする画集「現代日本の美術5 東山魁夷」(集英社)を取り出して眺める。
東山魁夷の作品展は、幾度か見た。
一番最後(と、言っても、もうずいぶん前だが)は、京都の展覧会であった。
帰途は、山陰の旅を楽しみ、城崎温泉(志賀直哉の泊まった宿)と鳥取温泉とにそれぞれ一泊し、存分カニ料理をいただいた。
寒い季節であった。
画集の表紙
画集の筺の絵
東山魁夷の絵といえば、淡い藍色の風景が思い浮かぶ。概して、華やいだ色は乏しく、静謐さを感じる作品が多い。
筺の絵の元
本物の月と湖水に映る月
東山魁夷の絵といえば、淡い藍色の風景が思い浮かぶ。概して、華やいだ色は乏しく、静謐さを感じる作品が多い。
東山魁夷の絵も好きだが、文章も好きである。
東山魁夷画文集(10巻)<箱入り>も、持っている。それを読み直そうと、一冊取り出し、居間へ持参したが、今日は画集の絵を眺めるだけに終わった。
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