ぶらぶら人生

心の呟き

小さな発見

2016-01-27 | 小庭の四季
 軒下に、わずかに残る雪を眺めながら、庭を歩いた。(午後2時半)
 雪は、純白に輝き、清浄であってこそ美しい。
 名残の雪は、薄汚れている。

        

 数時間後には、完全に消えてしまうあえかな雪もあった。(下の写真)
 PCに取り込んだ画面を見ると、藍色の小さな数個の実が、写っている。

      

 間違いなく、ジャノヒゲの実であろう。
 そう思いながら、もう一度、その場に行ってみた。

 かつては、盛り上がるように、生き生きと繁っていたジャノヒゲが、今は命絶え絶えである。
 それでも、美しい実をつけていることに気づき、嬉しかった。
 実がなっているということは、花も咲いたはずだ。
 見落としてしまうほどの小さな花?
 今年こそは、花の季節、よくよく確かめることにしよう。

 枯死寸前のジャノヒゲを、もう一度蘇らせる術(すべ)は、ないものだろうか?

      

 「プロセス」と題したブログに、シデコブシの蕾を掲載した。
 今日見ると、衣を脱いだ一部が、枯れ色を帯びている。
 寒波の被害者が、ここにもあった。
 この蕾が美しい花となるのは、残念ながらむずかしいかもしれない。
 
      

 もう一つ。
 ノボタンは、年が明けても花をつけていた。
 ところが、その木の葉が、すべて萎れてしまっている。
 この木も、被害者。
 元来、寒さに弱い植物と言われている。
 根が生きていることを念じるばかり!
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