ぶらぶら人生

心の呟き

つばくらめ飛ぶかと見れば…

2012-05-19 | 身辺雑記
 今日は美容院に出かけた。
 その前に、Mレストラン(2階)で、軽い食事をした。

 窓が開けてあり、五月の風が心地よい。
 視界をすばやくよぎるものがあった。
 燕であった。

 先日、長谷川櫂氏の『日めくり 四季のうた』で読んだ、窪田空穂の歌を思い出した。

   つばくらめ飛ぶかと見れば消え去りて
   空あをあをとはるかなるかな

 燕の自在な滑空の後、見上げれば青い空。
 燕の瞬間的によぎる様子と、空の深い青さが印象的な歌だ。


            

 私の目の前にも、青々と広がる空はあったが、無様な電柱と電線もあった。
 

 レストランで出合った、今日の活け花。

    

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