ぶらぶら人生

心の呟き

8月24日 (ハーヴィ・ヤング作のコーヒーカップ)

2008-08-26 | 草花舎の四季

 草花舎で開催中の<三木俊治展>は、24日で終了した。
 (会期は、北京五輪と全く同時期であった。)
 展示品が片づけられる前に、ぜひブログに使用した三木俊治作品の写真を撮り直しておきたかった。

 そこで、24日、朝のうちに…と思い立ち、カメラと携帯だけ持って、草花舎に向かった。途中、出かける時間が早すぎたことに気づいた。携帯で時刻を確かめると、まだ10時半であった。開店は11時ごろのはず。
 一瞬、引き返そうかと考えたが、開店前であっても、写真だけ撮らせてもらうことにしようと、そのまま草花舎に出向いた。
 
 お店には、まだ灯りがついていなかった。
 が、ドアは開いていたので、お願いして写真を撮らせてもらった。
 用が済んだら、すぐ帰宅の予定だった。戸締りもせず、ツッカケで出かけていた。
 が、コーヒーを飲んでお帰りなさいと言われるままに、朝一番のコーヒーをご馳走になってしまった。お財布も持っていなかったので、サービスに甘んじて……。

 コーヒーの器は、見慣れないカップであった。
 さりげない紋様の入れ方を面白いと思った。(写真)
 誰の作品かを尋ねた。
 <ハーヴィ・ヤング>作とのこと。
 Y さんが、陶歴を書いたプリントをくださった。それによると、

 1945年、シカゴ生まれの陶芸家。
 1984年、日本に移住し、益子大沢に築窯。

 という、経歴の特異な作家のものであった。

 控えめな個性を感じる器が、その日の私の気分にマッチしていた。
 朝のコーヒーは格別美味しく、特に午前中は、模糊と霞みがちな頭も、すっきりと冴えた。

 帰宅するとすぐ、三木俊治展の紹介に使った写真を取り替えておいた。

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