定期検診

　　　　　　１月１２日
＜河口の宿＞を８時半に出て、バスを乗り継ぎ、Ｔ医院へ。
活動的な朝を過ごし、勤めに出ていた日々の慌ただしさを思い出した。

荷物の少ないときは、努めてバスを利用しようと考えている。
老化防止のためにも。
バス停まで歩いたり、バスの昇降をするだけでも、身体の老いを防いでくれるのではないか、と。

血液検査の結果は、コレステロール値が高かった。
危惧していた通りの結果だった。
理由は、よく分かっている。
ここ数か月、夕食後に服用のコレステロール薬を、飲み忘れることが多いのだ。
（起床時に飲む骨粗鬆症の薬と、朝食後の高血圧の薬は、きちんと飲んでいるつもりなのだが…。）

先生は、＜心臓の方は心配はしなくていいだろう＞と、おっしゃってくださった。
安堵する。

今日もなお、指を当てなくても不整脈を自覚するけれど、自律神経のなせるいたずらなのだろう。
性格的に、どうでもいいことを気にする傾向がある。
もっと楽天的に生きたいけれど、性格を変えるのは難しい。
老いていっそう、性格の欠点は、ひどくなったような気がする。
なすべきことが、思うようにできないことへのいらだちがあるのかもしれない。

薬に頼らず、自力で気持ちを調えたいと努力したが、結局うまくゆかなかった。
しばらく、デパスを処方してもらうことにした。


待合室に置かれた水槽の魚たち
（魚は、魚なりに思うことありや？）
　

薬局の窓辺に見えた美しい花
（山茶花？　それとも椿？）




タクシーで帰宅。（バスの回数が限られているので、仕方なく…）

自宅では、自分でしなくてはならない雑用が多い。
なすべき仕事が捗らないので、夜更かししてしまう。
これが、よくないことだと思いつつ。

でも、就寝が遅くなったことで、お月さまを眺めることができた。


１２日　深夜の月


１３日の深夜　お月さまと動きの速い雲と