朝、6時25分にテレビをつけ、ラジオ体操をしていると、東の山並みの上に、朝陽が昇った。
その美しさに感動して、今日をスタートした。
一日、好天に恵まれた。
午前中、3階のKさんの部屋を訪問し、手作りされた作品を見せていただいた。
枯れ蓮を利用しての作品が面白い。その発想がユニークである。
蓮池には、子どもの時からご縁があった。戦中、M市に転居して、最初の借家の側には、蓮池があった。
大きな蓮の花や葉が珍しかったし、水面をアメンボやミズスマシが泳いでいた光景も懐かしい。
長じてからは、旅の途次、諸所の蓮池をみてきたが、真っ先に思い出すのは、東京の不忍池の光景である。
Kさんの作品。
部屋の奥には、別の作品も。
部屋の奥には、別の作品も。
天井から吊り下げられた人形。
空間に憩いがある。
施設では、思いがけない出会いがある。
施設では、思いがけない出会いがある。
Kさんにお会いしたのは、施設に入ってからであるが、Kさんのご母堂には、私が20代の折、お世話になっている。短い期間ではあったけれど。
不器用な私には真似のできない器用さは、そのお母さま譲りであろうか、と眺める。
実は、私の母も、器用であった。私の子ども時代には、人形の着せ替え用の着物など、たくさん手作りしてもらったりした。が、私は母のその才能を受け継ぐことができなかった。
どんなことに集中できるかは、人によって異なるから、世の中、面白いのかもしれない。