花の庭 その1 （ホタルブクロほか）

　１９日、妹から届いたラインメールに、「ホタルブクロ」の写真が添付してあった。
　同日、電話でも話し、「ベニアオイ」の苗はいらないかと、尋ねられた。

　　　（ベニアオイは、昨年初めて、活け花として眺めた植物である。
　　　　同じ時期、草花舎と荒磯館に活けてあったのだ。
　　　　が、妹にその名を言われても、たちどころには思い出せなかった。
　　　　傍らのタブレットで調べ、＜ああ、あの花ね＞と、解した。
　　　　やや硬質な感じの植物で、茎や葉、さらに蕾などの臙脂色が際立っていた。
　　　　それに比べ、花は葵系の平凡な花だったように思う。）
　

　老いの身は、非常に気まぐれである。
　ひょいひょいと出かける気になるかと思えば、一歩も動く気になれない日もある。
　１９日は、後者であった。

　２０日は、一転、妹宅を訪れてみる気になったのだ。
　庭に咲くホタルブクロを見せてもらおう、ベニアオイの苗ももらって来よう、と。

　妹に届けても、結局は迷惑になるかもしれないと思いながら、スカートや靴など、ついでに持参した。
　　　（断捨離中の今、私にとっては着たり履いたりできないもので、捨てるに忍びないものをがある。
　　　　それらを袋に詰めて。）


　家の四方に、花をつけた植物が育ち、鉢植えの植物、盆栽類が置かれている。
　広い庭を、妹夫婦と一緒に眺め、花の名前を教えてもらった。
　庭一面に、５月の日差しがあふれている。
　数え切れないほどの植物である。
　大変な労力であろう。
　労苦なく眺めさせてもらう私は、眼福至極。

　　　　

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　 上２枚　玄関先から見た庭のたたずまい


　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　ホタルブクロ（白）

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　ホタルブクロ（紫）

　　　　　　　　　　　　　　 以下は、私にとっての珍しい草花や盆栽
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　黒種草

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　ムサシアブミ

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 花筏

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 瓢箪木

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 長寿梅

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 モミジバベゴニア　

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 宿根バーベナ

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤブレガサ（亀甲斑入り）