ぶらぶら人生

心の呟き

雨上がりの庭

2016-03-06 | 小庭の四季
 昨夜から未明にかけて、強い風が吹いた。
 それが収まると、雨となり、ひと時激しく降った。
 近くの山がかすむほど、雨雲が低く垂れこめて。

 やっと雨が上がったのは、午後になってからであった。
 
 3時過ぎ、雨上がりの庭に出てみた。
 おりしも、日曜日の午後、子供たちの声が、路地に華やいでいた。
 幼子(おさなご)は、全身で、雨上がりを喜んでいる。
 老女の私は、デジカメを携えて、植物の小さなうつろいを、静かに眺める。

 庭草が、少しずつ伸びている。
 しかし、成長には、植物ごとに遅速がある。
 そんなささやかな変化に気づくのが、重大なことのように楽しみながら。 
 

              
               雨上がりの空(ついに晴れ間はのぞかず…)

  
              遅咲きの椿 (なかなか開花せず)(雨滴を留めた風情がいい)

  
          花壇に咲く白い小さな花               沈丁花咲く

         
             黄水仙(たちまち出現したかのように、今日咲いた)
コメント
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