ぶらぶら人生

心の呟き

猛暑日続く

2014-07-26 | 身辺雑記
 昨日今日と異常な暑さだ。
 各地で、38度を超えたと報じられた。
 極熱地獄に身を置くような感じだろう。
 それに蒸し暑さが加われば、健康な人だって、こたえるようだ。
 40歳男性の、熱中症による死も伝えられていた。

 当地は、昨日のほうが暑かった。
 クーラーのない部屋にゆけば、温度計が33度をさしている。
 おまけに、むっとした暑さだった。
 我慢の限界を超える暑さで、苦手なクーラーの部屋で過ごすしかなかった。

 そんな昨日に比べれば、今日は、ずいぶん過ごしやすかった。
 昨日との温度差は2度。
 その2度が、こんなに体を楽にするものかと、驚いた。

 外に出て空を仰ぐ元気もあった。
 なんだか秋めいた空だ。

       

 庭のアオキの傍に、捩花を見つけた。
 茎は傾いで、盛りを過ぎていた。

 昨年も一本。
 今年も一本。
 増えもせず、消滅もせず。

            


 今日は、意外なものにも出会った。
 腹を上にした蝉。
 亡骸かと触ったところ、勢いよくロウバイの木影に姿を消し、私を驚かせた。

              

 何蝉だろう?

 好きな鳴き声は、ヒグラシとツクツクボウシ。
 騒々しくて暑苦しいのが、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ。
 上記の蝉の声なら、聞き分けることができる。
 しかし、7月も終わりが近いのに、まだそれらの声を聞かない。

 声で区別はできても、姿から種類を見分けることはできない。
 分かるのアブラゼミだけである。

 『昆虫』図鑑を開けてみた。

      

 私の目にした、瀕死の蝉は、<ニイニイゼミ>であった。
 小型だし、羽の文様に特徴がある。
 その名は知っていたが、「チー」と鳴くことは、図鑑で知った。
 確かに、チーチーの声が、あたりに満ちている。
 ニイニイゼミだったのだ。

 もうヒグラシが鳴いてもいいはずなのだが、まだその声が聞けない。
 朝夕の気温が高いせいだろうか。 
コメント
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