ぶらぶら人生

心の呟き

彫刻展

2012-03-19 | 草花舎の四季
 午後、草花舎に出かけた。
 午前中は街に出て、美容院で髪の手入れをした。
 したがって、遅い昼食をいただくことになった。
 
 今、草花舎では、三木俊治先生や教え子・塩野太朗さん、野上零大さんら、3人の彫刻展(3月25日まで)が開かれている。
 久しぶりに三木先生にお会いし、作品紹介を受けたり、作品の鑑賞をしたりした。

 三木先生の作品には、意表をつく独創性がある。
 喫茶店の一隅に置かれた二枚のガラス面には、先生の作品によく登場する人々の行列が、円形や直線上に描かれている。
 その囲みの中に入ると、まさに「ビックリ箱」であり、「美つくり箱」(NO CHAOS IN THE BOX)の不可思議な小宇宙だ。
 なんとも楽しい。
 三木先生とYさん、そして私の3人で、ガラスの前に立った。
 まるでマジックの世界に佇んでいる感じである。
 
 三木先生の作品、ジュラルミン製の、ポシェット風ケースが、天上から吊るされている。
 小箱の中にも、人々の行列がある。
 この作品はとても魅力的で、散歩に同行させたり、部屋に飾ってみたりしたい思いになった。 が、残念ながら、私の分際には高価である。

   

         


 1985年生まれの若いお二人の作品は、それぞれに異なる理念で、作者の目指す世界を表現しておられる。
 
            

           

           上が、塩野太朗作。下が、上野零大作。
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