今日はお彼岸の中日。
大阪から帰省した妹や同じ町に住む妹一家5人、さらに大田に住む兄嫁と一緒に墓参した。
秋晴れの好天に恵まれた。
亡き父母や兄を偲び、祖父母の遠い思い出に浸る。
墓地の裏山で、まだ法師蝉が鳴いていた。
夏の名残りの声である。
墓参の後、私の家で、一休みした。
甥の一人娘のAちゃんが、自らのエレクトーン演奏のシーンと運動会での活動の様子を記録したビデオを見せてくれた。
日毎に伸びてゆく幼子のすばらしさを画面に見る。
6年生のAちゃんは、赤組の、1年生から6年生の集団をまとめるリーダーである。なかなか堂々としている。そんな能力があったのかと、改めて驚く。
エレクトーンの演奏にしても、いっぱしの演奏家風情。
私が6年生当時は、もっと幼かった。自主性も何もなく、抜きん出た才能もなく?
そして、今は老いを深めるだけの身である。
そのわが人生を、悔いることもないのだが…。
夕食は、海辺のレストラン「とみ」に予約していた。
5時、車2台で出かける。
眩しいばかりの日差しが、窓一面に広がっていた。
が、やがて太陽は、水平線に向かって時を刻み、次第に力衰えていった。
食事をしながら、日没の景を眺めた。
一期一会の風景はすばらしく!(上の写真)