大津波の悲惨

　昨日の午後から、テレビはＮＨＫばかりでなく、民放のすべてが、＜東北地方太平洋沖地震＞の被害状況を刻一刻伝えている。
　広域にわたる、未曾有の巨大地震である。
　津波の怖さを聞き知ってはいたが、今回の地震が大津波を伴うものであったことから、テレビの画面を通して、その怖さを実感した。
　三陸地方の大津波は、1933年以来だと、今日の新聞が伝えていた。
　
　大地は揺るがぬもの、との観念がさっぱりと覆された。
　被害は増大するばかり。
　死者、行方不明者の数も増えるばかり。

　今も、緊急地震速報が、テレビ画面で報じられている。


　私は、暖かい庭で、草花を楽しむことに申し訳なさを感じながらも、春を探した。
　妹からもらったスミレの花数が増え、新たに蕗の薹が頭をもたげているのに気づいた。