ぶらぶら人生

心の呟き

7月の庭 (雨に霞んで)

2010-07-03 | 草花舎の四季
 草花舎のカレーライスが食べたくなったと、友達が尋ねてきた。
 半年ぶりに、食事を共にした。

 (午前中は、雷雨が激しかった。
 パソコンを開いていたとき、窓辺に雷が轟いたので、思わずカーテンを閉めた。そんなことで、雷を防げるものではないのに……。つまらぬ抗い!)

 雨のため風景は暗く、草花舎の庭も黄昏のようであった。(写真 室内より)

            

 食事のあと、わが家に場を移して、夕方まで話した。
 友達は、高校時代の同級生である。
 「あと、10年かねェ?」
 と言う。生存の歳月についての話である。
 「10年? …… 私は3年かなァ?」
 と、答える。

 すぐ上の兄は70歳で、その上の兄は、80歳直前に他界した。私は今、その中間を生きている。余生を長く思い描けないのは、なんとなく二人の兄の生存年と関係があるのかもしれない。
 しかし、父母は長寿であった。
 それを思うと、意に反してだらだらと生き続けそうな気もして、困惑する……。

 <まあ元気でなくてはね>というのが、二人の余生談の落ち着くところであった。
コメント
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