背景光は要改良

2015-01-03 08:51:34 | 雪の結晶撮影
背景光源と試料台


 ロシアの写真家さんの撮影した雪の結晶写真。 寒色カラーと暖色カラーのグラデーションの中に浮かぶ雪の結晶、 それを真似た写真を撮りたいとおもって、あれこれと撮影装置を工夫しているのだが、 なかなか簡単にはいかない。

 そんな背景はデジカメのモニター画面にその様な絵柄の写真を表示させて、それを雪の結晶の背面に置けば、お好みの背景が出来上がる。 そんなアイデアで作り上げた撮影装置4号機、 年末に出かけた撮影で試してみましたよ。 しかし、 雪の結晶を画面の中央に置いて、 適当なサイズになるようにトリミングして見ると、 なんともバランスの悪い背景色になってしまうのだ。

 それには幾つか原因があるのだが、 一番大きな理由は雪の結晶のサイズが小さい事。 同じ撮影条件でプラスチック定規の目盛りを撮影して、 雪の結晶写真と並べておいた写真で判るように、 昨日のブログに載せた雪の写真の被写体の結晶は1.5mmほどのサイズであった事がわかります。
 

 背景はTop写真の様なパターンの写真を使用しました。 このデジカメ全体を雪に対して適当な位置になるようにプラスチックで作った格納ケースごと、 手でスライドして位置合わせを行うのです。 そして撮影カメラの画面の様子を確認しながら 「これで良し!」 そう判断してシャッターを切った写真の中に、 被写体サイズに合わせたトリミング枠を入れてみると。

 こんな写真になりますが、その枠内では寒色系の色の割合が小さく見えるでしょ。 昨日の写真なんかは、その逆の「寒色系の背景の中に主人公の雪が在る」そんな状態になってしまっていましたがね。

 ここら辺をどうしたら綺麗な写真がになるか? これからおいおい考えて見ようと思案中なのです。
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