家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「ハンコック」・・・(501)

2009-11-14 00:20:35 | Weblog
「ハンコック」HANCOCK
監督:ピーター・バーグ
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン、ジェイ・ヘッド、エディ・マーサン、他
2008年・アメリカ・92分<レンタル>

<STORY>
不死身で空も飛べ、しかも驚異的なパワーの持ち主、ハンコック。その類い希な能力を使い、事件が起きればすぐさま現場に駆けつけて解決してくれるが、事件の度に周囲へ大損害を与える乱暴なやり方と何一つ反省しないぶっきらぼうな態度が災いし、非難されてばかり。そんなある日、列車に轢かれそうになった1台の車をいつもの強引さで救う。その車を運転していたPR会社勤務のレイから正義のヒーローとしてのイメージ・アップ計画を持ちかけられるのだが...

いや~期待はずれでした~(笑)
マンガなんかでは結構モチーフとして使われている「ヒーローが実在したら?」というようなことを
ある意味松本人志の「大日本人」なんかと近いテイストで撮られた作品なのかな~と思ってました。
まぁ当たらずとも遠からずではありますが、さすがにハリウッド作品なのでエンターテイメントに仕上げていて、それが裏目に出てしまったかな?って感じでした。

まず一番の大失敗が「強大な敵」が存在しないこと。
まぁこれは「SFアクション大作」を期待した私が悪いのかも知れませんが
一応ヒーローものであるにもかかわらず、基本的なメインストーリーが
「痴話げんか」なんですよね~(笑)
それにしても最後はやはりラスボスが出てきて対決するのがヒーローもののあるべき姿だと思うのは私だけでしょうか?
おそらく「スーパーマン」の焼き直し的な作品だとは思うのですが
そういう意味ではレックス・ルーサーやゾッド将軍のようなキャラが欲しかったですね~

まぁ個人的にあんまりウィル・スミスに思い入れが無いってのもありますが(笑)
お金を掛けてすごい画面を作ってる割には内容が付いてきてないな~っていうのが正直な印象です。


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2 コメント

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おじゃまします (ピロEK)
2010-03-21 16:13:36
おじゃまします。
これは「ウォッチメン」(シリアス方向にヒーローを解釈)にも「Gガール」(コメディ方向にヒーローを揶揄)にもなりきれていない中途半端な作品ですね。まぁ私は海○版で観ちゃったので正式な評価のしようもありませんが。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
返信する
Unknown (ONE OF THE BROKEN)
2010-03-21 23:52:56
ピロEKさん>
ヒーローものとしてはなかなか面白い解釈の作品だとは思うのですが
残念ながらそのテーマに作品の質が付いて行ってないですね(笑)
返信する

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