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「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説」戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説
監督・脚本・撮影・出演:白石晃士
出演:大迫茂生、久保山智夏、他
2013年・日本・73分<レンタル>
<STORY>
ある池の中から現れた異形の生物を映した映像が投稿される。状況証拠から、これは日本古来の妖怪・河童だと推測した取材班は、投稿者と共に映像の収められた池へと向かうのだが...
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 」シリーズの第三弾。
今回は”河童”です(笑)
まぁ良くも悪くも白石ワールド全開で、今作も突っ走ってますね~
このシリーズでは工藤Dという暴走キ○ガイキャラが出てきますが、
今作ではもう一人娘を河童にさらわれた鈴木というキャラが出てきて良い味を出してくれてます。
最初は反発し合ってたこの二人が手を組んで河童に挑む展開はかなり胸アツですね(笑)
正直言って中盤以降ちょっと退屈してまして
このままただ河童を捕まえようとする展開で終わってしまうのか?と思ってたところ
陰陽師あたりから、待ってましたの白石ワールドです!
河童にキュウリってとこもかなり笑ってしまうとこなのですが、最後の最後に相撲って...
あまりにもお約束過ぎて笑ってしまいました。
あと1作目から使用されている呪術道具の髪の毛の束が今作でも大活躍します。
もはや「水戸黄門」でいうところの印籠ですね(笑)万能すぎます。
個人的にはAD市川の活躍というか、発言力が強くなってきてるところが好きですね~
シリーズの回を追うごとに工藤に取って代わっていくのではないでしょうか?楽しみです。
今作では映像特典として監督のコメント映像が収録されています。
監督の話では、このシリーズは最低でも10作目までは作られるということで
それはそれで非常に楽しみではあるのですが
個人的に興味深かったのは、白石監督がおふざけが嫌いだということです。
白石監督の作品はそれなりに観てきましたが、てっきり「映画秘宝」系の深夜の居酒屋で企画を考えるような(笑)そんな監督だと思ってました。
でも、この発言をふまえて改めて作品を思い返すと確かにおふざけ的なことってやってないんですよね~
確かに笑ってしまうようなシーンは多々ありますが、全て笑わせようとしての結果では無く、あくまで真面目にやった結果なんですよね。
このコメント映像を観て、白石監督を見直しました。
そーいえば、こないだカラオケに行った時に「いきものがかり」の「ありがとう」という曲のビデオに
工藤D役の大迫茂生氏が映ってました。調べてみるとどうやらご本人のようですね。
ちなみに大迫茂生氏が私より遥かに年下だったのがかなりのショックです(笑)