家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

映画の感想・・・(128)

2006-06-30 19:38:45 | Weblog
「悪魔の棲む家」THE AMITYVILLE HORROR
監督:アンドリュー・ダグラス
出演:ライアン・レイノルズ、メリッサ・ジョージ、ジェシー・ジェームズ、ジミー・ベネット、他
2005年・アメリカ・90分<レンタル>

<STORY>
1974年11月13日、ニューヨーク州ロングアイランド・アミティビルのとある大邸宅。一家の長男ロナルドは家の中の“声”に操られるように両親と4人の兄弟たちをライフルで次々と射殺する。彼はやがて我に返り自ら警察に通報、一家皆殺しの犯人として逮捕された――。それから1年後、ラッツ夫妻は破格の値段で売りに出されたこの大邸宅を購入、夢だった自分たちの家をようやく手にし、さっそく子どもたちと共にこの家へと引っ越してくる。しかし、その直後から一家は家の中で次々と不気味な現象に遭遇していく...

79年の同名ホラーのリメイク。製作が「悪魔のいけにえ」を見事にリメイクした「テキサス・チェーンソー」のマイケル・ベイということで期待していました。

...79年版は観たはずなんですけどねぇ~...全然記憶に無いんですよね~(笑)
なので比較してどうこうってのは言えないんですけど(すいません)...まず”怖さ”はあります。もちろんいまどきのホラーなので”雰囲気づくり”には特に重点を置いてるとは思いますが、いかにもホラー!っていう感じが出ていてその点は評価できると思いますね。

で、オリジナルは観たかどうかを憶えていないため、当然ストーリーなど憶えておりません(笑)。
なのでオリジナルと話が同じかどうかわからないんですけど、基本的にはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」(原作:スティーヴン・キング)と同じような話ですね...いわゆる”お化け屋敷”ものです。家に憑かれた親父が家族を襲うという話も同じですね。
霊的なものが絡んでいるかどうかは別としまして、殺人事件自体は実際に起きた事件なんですよね~おそらくキングはこの事件を基に「シャイニング」を書いたのではないでしょうか?時期的にも合いますし...そういう意味では「シャイニング」と同じ話の映画化とも言えますね。

で、全体的な出来はまぁ可もなく不可もなくってとこでしょうか?
ホラー好きならとりあえず押さえておきましょう、って感じです。

ただ、これを観る時間があるなら「シャイニング」(キューブリック版・キング版両方)を観た方が良いですよ~。

映画の感想・・・(127)

2006-06-25 02:42:39 | Weblog
「ロード・オブ・ウォー」LORD OF WAR
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ジャレッド・レト、ブリジット・モイナハン、イアン・ホルム、他
2005年・アメリカ・122分<レンタル>

<STORY>
ソビエト連邦崩壊前夜のウクライナに生まれたユーリー・オルロフは、少年時代に家族とニューヨークへ渡り、両親が営むレストランを手伝いながら育った。ある日ロシア人ギャングの銃撃戦を目撃したユーリーは、レストランが食事を提供するように、戦場に武器を供給する仕事をしようと決心する。弟のヴィタリーとパートナーを組んで闇の世界に足を踏み入れたユーリーは、混沌とした世界情勢を追い風に、瞬く間に世界有数の武器商人へと上り詰めていく。だがその動向を嗅ぎつけたインターポールのバレンタイン刑事が背後に迫っていた...

実在の武器商人たちの話を基に作られた社会派エンターテイメント作品。

キャッチコピーに「アクション・エンタテインメント」とありますが、決してアクション映画ではありません。完全に”社会派”ですね。
今まであまり描かれることのなかった”武器商人”を主人公に、コミカルなタッチも交えつつテンポよくエンターテイメントとして仕上げてるところは興味深く観ました。

正直言って”死の商人”が主人公なので感情移入がしにくいですね...ただ上にも書きましたようにエンターテイメントとして成立していますので、そういう意味ではあまり深く考えずに観れます。
で、最後の弟や妻とのドラマやバレンタイン刑事とのやりとりで、この映画は非常にシリアスなことを描いていたのだという所に引き戻されます。

戦争の愚かさを皮肉たっぷりにコメディとして描いた、ロバート・アルトマン監督の「M★A★S★H」なんかと近いテイストを持った作品ではないでしょうか?

”武器商人の映画ってどういう感じなの?”と思われる方も多いかと思いますが、なかなか楽しんで観れますし、重いメッセージ性も持った作品ですので、お時間があれば是非観て欲しい作品です。

映画の感想・・・(126)

2006-06-23 00:37:57 | Weblog
「エイリアンvsヴァネッサ・パラディ」ATOMIK CIRCUS
監督:ディディエ・ポワロー&ティエリー・ポワロー
出演:ヴァネッサ・パラディ、ジェイソン・フレミング、ブノワ・ポールヴールド、他
2004年・フランス=ドイツ=イギリス・91分<レンタル>

<STORY>
寂れた田舎町にやってきたスタントマンのジェームズは、町一番の美女コンチャに恋をする。ところがそこへ恐怖の殺戮エイリアンが襲撃してきた! はたしてコンチャと彼女を助けようとするジェームズの運命は!?

まぁつまらんB級映画だろうと思いましたがタイトルに魅かれて(笑)観てみました。
B級SFというよりは完全に「カルトムービー」ですね...狙ってるのか?偶然なのか?はわかりませんが...

中身はトンデモ映画ですが、キャストは割りと名の知れた人たちが出ていたりして、B級っぽいけど意外と金は掛かってるんじゃないですかね?音声も「dts」が採用されていたし。

ただハッキリ言って「カルトムービー好き」か「ヴァネッサ・パラディ好き」でなければ観ないほうが良いでしょうね~...面白い映画ではないです。
全体的にカルトでシュールなコメディって感じのSFですが、唯一エイリアンによる殺戮シーンだけは意味無く(笑)ハードコアです!結構エグい殺し方しますよ。
あと”スタントマン”っていうのがラストでの布石になっていたのが驚きましたね~無駄に頭使ってるなぁ~って感じですが(笑)

もしかしたらティム・バートンの「マーズ・アタック」みたいなことをやろうとしたのかな?脳天気で残酷で...トム・ジョーンズも歌ってたし...(笑)

とにかくヴァネッサ・パラディのプロモーション・ビデオのような作品でした。

映画の感想・・・(125)

2006-06-22 18:31:53 | Weblog
「スズメバチ」NID DE GUEPES
監督:フローラン=エミリオ・シリ
出演:ナディア・ファレス、ブノワ・マジメル、サミー・ナセリ、他
2002年・フランス・108分<セルDVD>

<STORY>
7月14日、パリ祭の夜...史上最悪の売春組織アルバニア・マフィアの最高幹部を護送中の女性中尉率いる特殊警察チーム、大掛かりな商品強奪を狙う様々な技能を持つ5人組の窃盗グループ、そして何やらタダならぬ気配を漂わせた初老の警備員。
本来なら決して組むはずのない三者が、軍隊並みの重装備マフィア戦闘部隊に包囲された蜂の巣状態の巨大倉庫を砦に、生き残るための激烈かつ絶望的な戦いを繰り広げる!!果たして、彼らはここから生きて脱出できるのだろうか...

これまで3回くらいレンタルで借りて観ましたが、ようやく安い中古を見つけて購入(このDVD、値段が高いんです...)
フランス映画ってなんかまったりしてるっていうか、それなりに楽しめる作品もありますが全体的にカタルシスに欠ける作品が多いです。が、今作は本当に面白いです!フランス映画的な静謐さとハリウッド的なエンターテイメント性を持った、素晴らしい娯楽作品だと思いますね。

元ネタはおそらくジョン・カーペンターの傑作アクション・スリラー「要塞警察」だと思います。(ちなみに「要塞警察」の元ネタはハワード・ホークスの「リオ・ブラボー」ですが、今作は「要塞警察」的な要素が濃いですね)
「リオ・ブラボー」「要塞警察」「ゴースト・オブ・マーズ」「ゾンビ」などなど...”立て篭もり”映画って何故こんなに面白いんでしょうか?(笑)

人間ドラマの部分もちゃんと描かれていますし、単なるバカ・アクションではありません。ですが、理屈ぬきに楽しめる作品だと思います。
もうあーだこーだ書きませんので、とにかく観て欲しいですね。
特に”立て篭もり”系が好きな人は(笑)必見です。

映画の感想・・・(124)

2006-06-16 00:19:44 | Weblog
「サマータイムマシンブルース」SUMMER TIME MACHINE BLUES
監督:本広克行
原作・脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
出演:瑛太、上野樹里、与座嘉秋、川岡大次郎、真木よう子、佐々木蔵之介、川下大洋、升毅、他

<STORY>
マジに暑すぎる夏、とある大学の「SF研究会」部室。SF研究などせずぐったりと夏休みを過ごす5人の男子学生と、2人の女性写真部員。前日にクーラーのリモコンが壊れて猛暑に悩まされるなか、ふと見ると部屋の隅に突然タイムマシンが!!!! 「ためしに昨日に帰って壊れる前のリモコン取ってこよう」と軽い気持ちで乗ってみたら、さぁ大変。想像もつかないような事態が次々と巻き起こって...

「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督作で「ヨーロッパ企画」という劇団の舞台の映画化です。
エディ・コクランの名曲”サマータイム・ブルース”と”タイムマシン”をくっつけた安直なタイトル、あまり見かけない若手の役者たち...しかも話はよくある”タイム・トラベルもの”...いくら本広監督作とはいえ、こんな映画に期待なんかしますか?(笑)

しか~し!メチャクチャ面白い!
はっきり言いましょう。青春映画としては「100点」です。

内容は語りだすと結構ややこしいので割愛します(笑)とにかく観てください。
もしあなたが映画ファンを自称するなら、この作品を観ないと嘘ですよ。

おそらく予算もそんなに掛かってないだろうし、世間一般的に有名な役者もほとんど出てないし(踊る~のファンにはお馴染みの”トレッキーなあの人”が出てたりしますが...笑)、内容は「だから何なの?」っていうような他愛もない話ですが、なんと言うかとにかく素晴らしい青春映画です。

是非観て下さい。っていうか、これ読んだら即Amazonで注文して下さい(笑)

映画の感想・・・(123)

2006-06-14 18:19:56 | Weblog
「フライトプラン」FLIGHTPLAN
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード、ショーン・ビーン、他
2005年・アメリカ・98分<レンタル>

<STORY>
愛する夫を突然の事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル。彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリアと共に最新型のジャンボジェット機で帰国の途上にあった。ところが、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまう。しかし乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいなかった。さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明する。それでも必死にジュリアの行方を捜すカイルに対し、乗務員がFAXで送られてきた情報を伝える。それによると、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたのだった。すべては精神的ショックが原因の妄想だったのか? しかしカイルはジュリアがいたことを改めて確信、彼女を取り戻すため決然と立ち上がるのだった...

てっきり「エアフォース・ワン」的なハイジャック系のアクションかと思ってたら、基本はサスペンス・スリラーですね~ちょっと意外でした。

冒頭、ドイツはベルリンのシーンから始まることもあってか非常に重厚な感じのオープニングです。上にも書きましたようにスペクタクル・アクション的なものを想像していただけに、そういう意味では肩透かしをくらいました。
実際アクションシーンはほとんど無く、サスペンス・スリラーとして物語は進んでいきます。
途中までは雰囲気もあってよかったのですが...問題は真実が明らかになった後ですね~計画は綿密なのか?杜撰なのか?ちょっとそれはないんじゃないの~って感じがしました。

スリラーとしてはなかなか良かったので、サスペンスの部分をもっと練り上げれば良い作品になったのではないでしょうか?
ジョディ・フォスターの出演作ってそんなに観てるほうではないですが、結構好きな役者なのでそういう意味でも残念な1本です。

派手なアクション映画を期待されるとかなり期待ハズレだと思いますが、サスペンス・スリラーとしてはそれなりに楽しめるとは思います。

<追記>
「フライトプラン」のDVDに、テレビシリーズ「LOST」の第一話が収録されています。
これメチャメチャ面白いです!もうすぐレンタルになるのですごい楽しみです!
多分かなりの予算を掛けてると思うのでなかなか難しいでしょうけど、日本でこのクオリティのドラマが始まったら、多分日本中のメディアが騒ぎますよ...誰か作ってくれへんかなぁ~...

映画の感想・・・(122)

2006-06-11 14:33:00 | Weblog
「容疑者 室井慎次」THE SUSPECT MUROI SHINJI
監督:君塚良一
出演:柳葉敏郎、田中麗奈、哀川翔、八嶋智人、吹越満、他
2005年・日本・117分<レンタル>

<STORY>
新宿で起きた殺人事件で、捜査本部長を務めていた室井。事件は被疑者が逃走中に事故死して決着したが、室井は疑問を拭いきれず捜査を続行する。その頃、被疑者の母親が捜査の行き過ぎを指摘し、室井を告訴した。室井の弁護についたのは、津田法律事務所の新米、小原久美子。名うての弁護士集団を率いる灰原弁護士を相手に、久美子は室井の釈放に奔走するが、その頃警察機構内では意外な思惑が交差していた...

「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品第2弾。
監督は「踊る大捜査線」シリーズの脚本家、君塚良一ですが...これまで「踊るシリーズ」を監督してきたのは本広克行監督なのですが、今作では何故監督を交代したのでしょうか?
確かに今作はこれまでの作品とは毛色が違います。
違うから監督を替えたのか?監督を替えたから違ったのか?それは私にはわかりませんが、ひとつ言えるのは踊るシリーズの持ち味であった”コミカル”さや”熱い正義感”のようなものがかなり薄れているように思います。

基本的な主軸が「警視庁と警察庁の確執」やテレビシリーズからず~っと続く「キャリアと現場との温度差」等、全体的なトーンが暗いです。
正直エンターテイメント性も薄いし、話もわかりにくいし...踊るシリーズがここで終わってしまうようなことがあれば、完全に今作の「失敗」のせいってことになるでしょうね~。
まぁどういうカタチになるかはわかりませんが、本広監督が改めて「踊る大捜査線らしい」作品を近いうちに出してくるでしょうねー...可能性としては「交渉人 真下正義2」でしょうか?織田裕二はどうなってるんでしょうか???

このシリーズのファンであれば観てもいいかと思いますが、正直言って面白くないです。
ましてや踊るシリーズを観てない方には絶対おすすめできませんねぇ~。

映画の感想・・・(121)

2006-06-07 02:37:52 | Weblog
今回は短めの感想のものを何本かまとめて...

「ザスーラ」ZATHURA
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ、クリステン・スチュワート、ティム・ロビンス、他
2005年・アメリカ・110分<レンタル>

<STORY>
弟ダニーは、兄ウォルターのことが大好き。でもウォルターはダニーのことを疎ましく思っていた。その日も、ダニーはウォルターと一緒に遊ぼうとしたが、逆に怒らせてしまう。地下室に入れられ、そして見つけたボード・ゲーム“ザスーラ”をリビングに持ち帰り、何気なくボタンを押したダニー。禁断のゲームだとは知らずに。ゲームから飛び出したカードにはなにやら指示が。いつの間にか彼らは家ごと宇宙へと飛び出していた...

「ゲームが現実になる」95年の作品”ジュマンジ”の続編というか姉妹作品。原作者が同じです。
で、”ジュマンジ”がなかなか良く出来ていたSFファンタジーだったのに対し、今作は...まぁ幼い兄弟の絆を描いたものだからか、非常にお子様向け・ファミリー向けの軽~い作品でしたね。

”ジュマンジ”は是非観て下さい!と言える作品ですが”ザスーラ”は観なくていいですよ(笑)小学生くらいのお子さんがいる家庭で観るにはいいかな?

「下妻物語」
監督:中島哲也
原作:嶽本野ばら
出演:深田恭子、土屋アンナ、岡田義徳、篠原涼子、樹木希林、阿部サダヲ、宮迫博之、本田博太郎、荒川良々、他
2004年・日本・102分<テレビ放映>

<STORY>
茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子がヤンキーのイチゴと出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、ハイパーパワフルな乙女たちの純情物語

現在「嫌われ松子の一生」がヒット中の中島哲也監督作品。
面白いという評判は聞いていましたが、イマイチ自分には向いてなさそうだったので(笑)スルーしていましたが、テレビでやっていたので観ました。
ハッキリ言って面白いです。楽しめます。
全体的にポップでマンガチックな作りですが、すごくポジティヴなメッセージ性もあっていいのではないでしょうか?

難点を挙げるなら...これは映画という形にしなければいけない話なのでしょうか?...もちろん今作だけに限らずですが、これならテレビドラマなんかで良かったような気がします。

「デッド・クラッシュ」INVITATION
監督・製作・脚本:ジェフ・バートン
出演:リック・キュンツィ、トリシア・リン・スコット、ビル・ヴィンセント、他
2003年・アメリカ・82分<レンタル>

<STORY>
ダンのもとに幼なじみのリーから同窓会の招待状が届く。それにはロッジに集まるように記載されている。招待状は今ではほとんど会っていない幼かった頃の遊び仲間たちにも送られている様だ。リーから何か大事な発表があるのではと皆がロッジに集まるが、当のリーはまだ現れない。彼が到着するまで昔話で盛り上がっているダンら。彼らがいじめていた少年の話などで…。15年前、一緒に野球をして遊んでいた時、道に転がったボールを取りに行って目の前で車にひかれて死んだその少年の話を笑いながら。その時は、誰もがロッジの一室に野球のボールが転がっていることも知らずに...

...ゴミ拾いました(笑)
始まった瞬間に「ハズレ決定!」なC級ダメダメインディホラーでしたね~。
だいたいこれビデオ撮りでしょ?なんか学生が自主制作で撮りました的な、そんなゴミ映画です。

良識ある一般人の皆さんは手を出さないように(笑)こういうゴミは我々ホラー好きが人知れず処理していきます。

映画の感想・・・(120)

2006-06-04 16:47:59 | Weblog
「フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い」 FOUR BROTHERS
監督:ジョン・シングルトン
出演:マーク・ウォールバーグ、タイリース・ギブソン、アンドレ・ベンジャミン、ギャレット・ヘドランド、他
2005年・アメリカ・109分<レンタル>

<STORY>
感謝祭を目前に控えたデトロイト。小さな食料品店が強盗に襲われ、店主と買い物中だった中年女性エブリンが無残にも殺される。捨て子だったところを彼女に拾われたボビーは、エブリンの葬儀に出席するため久しぶりに帰郷、同じく彼女に育てられた3人の義弟と再会する。懐かしい我が家に揃った4兄弟だったが、思い出されるのは優しかった母のことばかり。兄弟は地元警察に頼らず自分たちで犯人を探し出し、復讐しようと決意する

それなりに名前の知れた監督とキャストですが...多分B級でしょうね~そんなにお金が掛かってるようには見えません。
内容は単純なサスペンス・アクションで、まぁそれなりに楽しめる娯楽作品には仕上がっているんですけど、何と言うかシリアスなのかコメディなのかイマイチよくわかりません。
個人的に復讐するっていっても別に秘密裏に調査するわけでもなく街中で拳銃振り回したり、銃撃戦でバンバン死人出てるのに正当防衛になったり...最後の最後まで荒唐無稽な感じです。

何も考えずに観ればアクション映画として単純に楽しめると思います。が、まぁ下手すりゃ時間の無駄になりかねませんので(笑)特におすすめはしません。