家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「スノーピアサー」・・・(865)

2014-11-30 17:25:57 | Weblog
「スノーピアサー」SNOWPIERCER
監督:ポン・ジュノ
出演:クリス・エバンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、オクタビア・スペンサー、他
2013年・韓国=アメリカ=フランス・125分<レンタル>

<STORY>
2014年、地球温暖化を防止するため薬品が散布されるが、その結果、氷河期が再来してしまう。17年後、生き延びた人々は「スノーピアサー」と呼ばれる列車の中で暮らし、地球上を移動し続けていた。列車の前方は一握りの上流階級が支配し、後方車両には貧しい人々がひしめき、階層社会が形成されていた。そんな中、カーティスと名乗る男が自由を求めて反乱を起こし、前方車両を目指すが...

ポン・ジュノ×ソン・ガンホ(主演では無いですが...)ということで『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』レベルの作品を期待してしまったわけですが...
原作がグラフィックノベルで、監督が「人類が生き残るために列車に乗り込み、そして各車両が社会階層で分けられているというアイデアに魅了された」ということらしいのですが
正直言ってそれはよくわかります。個人的にもポン・ジュノ監督という以外にこのプロットが面白いな~と思いました。
ただ、脚本が悪いのか監督が悪いのか、なんかトンデモ映画に仕上がってますよね~
自国での作品が認められてハリウッドに行くというのが監督としてのアメリカンドリームではありますが、ジョン・ウー然り、予算や規模が大きくなったからといって
必ずしも良い作品が撮れるとは限らないですからね。
韓国映画は相変わらずパワーありますし、ポン・ジュノもまた自国で良い作品を撮ってもらいたいですね。

「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」・・・(864)

2014-11-25 03:15:14 | Weblog
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」THE EXPENDABLES 3
監督:パトリック・ヒューズ
出演:シルベスター・スタローン、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン、ロンダ・ラウジー、他
2014年・アメリカ・126分<劇場>

<STORY>
バーニー率いるエクスペンダブルズの前に、チーム結成時のメンバーでありながら、バーニーと袂を分かち、悪の武器商人になったコンラッド・ストーンバンクスが現れる。
チームの弱点を知り尽くした過去最強の敵に対し、エクスペンダブルズは崩壊の危機に直面する...

なかなか劇場に行く金も暇も無いのですが、これだけはなんとか大スクリーンで観ようと久々に劇場に足を運びました!
はっきり言って、内容は前2作と変わらないし、「きっとこうなるだろう」というか「むしろこうなってくれ!」っていうストーリーがそのまんま進行していきます(笑)
もはや水戸黄門と化しておりまして、予想通りの展開であるにもかかわらず”キターッ!”としか言いようがありません。
特に若いチームが敵に捕われて、バーニーが単身敵地に乗り込もうとした時にかつてのチームが結集するシーンは胸アツです!
”そらその展開しかありえんわな~”と思いつつも胸アツです(笑)
80年代アクションで育って来た私のような人間にはもうど真ん中ストライクのシリーズです。
当然CGも多用されてるんでしょうけど、これでもか!という肉弾アクションは我々世代には安心感を与えてくれますね~

決して名作と呼べる作品では無いと思いますが、誰が観ても面白い作品だと思います。
アクション映画とはこうあるべき!という見本のような作品でしたね。
劇場で観ても決して損の無い作品です。おすすめです!

一点だけ残念な点があるとすれば、チャック・ノリス師匠が出てないことですね(笑)

「アルカナ」・・・(863)

2014-11-20 10:09:43 | Weblog
「アルカナ」ARCANA
監督:山口義高
原作:小手川ゆあ
出演:土屋太鳳、中河内雅貴、Kaito、植原卓也、谷口一、山口祥行、谷村美月、岸谷五朗、他
2013年・日本・89分<レンタル>

<STORY>
謎の連続殺人事件を追う刑事・村上は、事件現場で記憶を失った少女マキと出会う。
死者の苦しむ声が聞こえるというマキは、その声に導かれてきたという。やがて、事件はマキから分裂して生まれた、もうひとりのマキが引き起こしているということがわかる。
村上やマキは、分裂したもうひとりのマキを追うが...

いや~つまんないです(笑)
漫画原作の映画化作品のようですが、アクションなんだかホラーなんだかコメディなんだか非常に中途半端でしたね。
89分と決して長く無い作品ではありますが、非常に退屈でした。
観なくて良いですよ!

「マン・オブ・スティール」・・・(862)

2014-11-16 18:10:07 | Weblog
「マン・オブ・スティール」MAN OF STEEL
監督:ザック・スナイダー
出演:ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ラッセル・クロウ、他
2013年・アメリカ・143分<レンタル>

<STORY>
ジョー・エルは、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後クラークは、偶然宇宙船を発見した父と母に大事に育てられる。そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙することになり...

クリストファー・リーブのシリーズがあって、「スーパーマン・リターンズ」があって(もちろんそれ以前にも色々ありますが)、今回また新たにリメイクとしてスーパーマンの誕生を描いた作品です。
クリストファー・リーブ主演の「スーパーマン」「スーパーマン2」を合わせたようなストーリーですね。
「スーパーマン」シリーズは確か「2」以外は劇場で観てますし、「スーパーマン・リターンズ」も意外に悪く無かったんで今作も観てみました。
何故ここへ来てリメイクなんだ?という思いはありましたが、今回も意外に悪く無かったです(笑)
作品としては良くなってる分重くなってしまった「バットマン」、イマイチ迷走してる感も否めない(笑)「スパイダーマン」に比べて
エンターテイメントとしてのバランスとしては一番良いんじゃないでしょうか?何と言っても「バットマン」「スパイダーマン」に比べてヒロインが良いですね(笑)

時間は約2時間半と少し長めではありますが、SFアクションエンターテイメントとしてそこそこ良く出来てると思います。
アメコミ系映画の好きな方なら観て損の無い作品ですね。
個人的にケビン・コスナーはミスキャストだと思いますが...(笑)

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」・・・(861)

2014-11-09 21:34:23 | Weblog
「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
監督:佐藤雄三
出演:潘めぐみ、伊瀬茉莉也、藤原啓治、沢城みゆき、浪川大輔、平野綾、他
2013年・日本・97分<レンタル>

<STORY>
父親を捜す旅を続けていたゴンとキルアの下に、クラピカの眼が何者かによって奪われたという衝撃的な報せが飛び込む。駆け付けたゴンたちは、一命を取り留めたクラピカから信じられない言葉を聞く...

「HUNTER×HUNTER」という名前はもちろん聞いた事があったのですが原作はまったく読んだ事はありませんでした。
で、たまたま、テレビでアニメ(マッドハウス制作)が始まったので観てみました。
これがなかなか面白くて、その後原作も読み、この劇場版も観てみました。

まぁ正直言って「HUNTER×HUNTER」のアニメが盛り上がってるから、勢いで行ってしまえ的な
ハッキリ言ってお金儲け以外の何物でもない感じですね~全然面白くなかったです。
普段アニメはほとんど観ませんし、「HUNTER×HUNTER」にしてもにわかファンであることは否めません。
それでも出来が良い作品であればもっと楽しめたと思いますから、まぁやっぱり面白くないんでしょうね~
一応『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』も観るつもりですが、まぁそんなに期待はしておりません。
やっぱり「キメラ=アント編」があまりにも良く出来すぎていたんでしょうね~

ちなみにゲスト声優として藤木直人と川島海荷が出演しています。
藤木直人はともかく川島海荷はヒドいですね~
タレントやアイドルが声優をすることを嫌がる人がいますが、
こういうのを観るとアニメに思い入れのない私でもよくわかりますね。

「サイレント・マウンテン」・・・(860)

2014-11-03 20:54:55 | Weblog
「サイレント・マウンテン」BLOOD RUNS COLD
監督:ソニー・ラグーナ
出演:ハンナ・オルデンベルグ、ハンナ・オルデンブリ、リサ・ヘニ、アンドレアス・リランダー、ラルフ・ベック、他
2011年・スウェーデン・74分<レンタル>

<STORY>
新曲のインスピレーションを得るため、ひとり山小屋にやって来たミュージシャンのウィノナ。かつての恋人・リックと偶然再会した彼女は、山小屋でパーティーをすることになり...

スウェーデン製のスラッシャーホラー。
かなりの低予算(50万円?)で撮られたらしいですね~
確かに見るからに金が掛かってない感じですし、いきなり死亡フラグ立ちまくりのバカップルやこれみよがしなサービスショットなど
低予算的な部分が満載です。
ただ、これでスラッシャーものとして観るべきところがあれば良いんですけど
これってスラッシャーっぽいけど不条理ホラーですよね~「13金」の亜流って感じです。
それともスウェーデンでは何かこういう都市伝説であるとか、理解出来る土壌があるのでしょうか?
「13金」は1作目がちゃんとしたミステリーだったので2作目以降のモンスターホラーが成立するわけで、
今作はただただ意味がわからん感じです。
74分と短いのであっさりと観れましたが、まぁ全然観なくても良い作品です。
ヒロインがそこそこ美人だったのが救いですね(笑)