家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

次世代メディア抗争

2005-04-26 00:18:46 | Weblog
DVDに替わる次世代メディア、東芝の「HD-DVD」とSONY・松下の「Blue-ray」ですが、規格統一の方向で落ち着くようですね。「ベータ・VHS戦争」の二の舞は避けたいってとこでしょうけど...次世代メディアがどれだけ市場を賑わすのかと言うと正直疑問ですね。やっとDVDレコーダーが普及し始めたとこだし、値段的なところ(ハード・ソフト・メディア)も落ち着いてきてるし、まだまだDVDの時代は続くでしょう。っていうか次世代メディアは、まぁしばらくはマニア向けってことになるんじゃないでしょうか?もちろん短期間でぐっと価格が下がるようなことがあればわかりませんが...。世代的にベータ→VHS→LD→DVDと辿って(踊らされて?...笑)きたんで、個人的には現在のDVDでもう打ち止めにしたいってのが本音ですね。

「ザ・フェイク」・・・(6)

2005-04-12 01:21:49 | Weblog
「ザ・フェイク」アクションスリラー...ドイツ映画です。オーディションのためにミュンヘンに向かう青年が罠に嵌められ、留置場に入れられる。...ネタバレ無しで書けるのはここまでですね...(苦笑)多分これってデヴィッド・フィンチャーのアノ作品のパクリというか焼きなおしというか、じゃないんですかねぇ?設定が違うだけで中身は一緒ですね。しかもこっちは途中でネタバレしてるし...最初の2~30分くらいは面白いですが”カメラ”があるってわかってからは冷めました。さらに”アノ映画にソックリ...”って思ってからはもうダメ。ハズレです。
「感染/予言」”Jホラーシアター”というプロジェクト第一弾の2作品。「感染」は経営破たん寸前の病院で医療事故のために患者が死亡する。そんな中運び込まれた原因不明の病に侵された救急患者、そして...はっきり言って映画としては別に面白くないです(笑)ただ最初から最後まで登場人物全員がどこか精神的に以上をきたしてるかのような雰囲気(実際おかしくなってる人もいる)見ていてこちらが壊れてしまいそうな雰囲気は良いですね。その点は評価します。
「予言」は”つのだじろう”の「恐怖新聞」が原案。ある電話ボックスで娘の死亡記事の載った新聞を見てしまった男(三上博史)。その後その記事が現実となり...基本的には「リング」と同じで”死の運命から逃れるために奔走する”話です。映画としては感染よりよく出来てますね。ラストはちょっと泣ける感じで...ただ”怖くない”です(笑)。この2本を足して2で割った映画ならそれなりに面白かったのでは?と思います。Jホラーってのももう出尽くした感があるんで、誰かこれを打破する人が出てこないかなぁ~。

「SAW-ソウ-」・・・(5)

2005-04-02 01:31:44 | Weblog
「SAWーソウー」ハッキリ言って”面白い”です。ただし”ツッコミどころも多い”ですね。ストーリーは...古びたバスルームに鎖で繋がれた2人の男と真ん中に横たわる死体。2人は無事に逃げることができるのか?犯人は?その目的は?そして世間を騒がしている連続殺人事件とその犯人を執拗に追う元刑事が絡んでくる...あんまり書くとネタバレになってくるのでこれ以上は書けませんが、ここまで書いた中にも大きな秘密(?)があったりして...。「セブン」「CUBE」あたりと比較されることが多いようですが、色んな面でこの2作には及ばないというのが個人的な感想です。それでも先の見えないストーリー展開で観客をグイグイ引きこんでいく、キャストやCGに頼らないタイプの映画で好感がもてますし、十分面白いのでサスペンス系の映画が好きな人にはお薦めします。